＿＿＿293 ページ44
.
『 すいません、遅くなりましたっ！
…………って、あれ？2人だけですか……？』
.
ちょっとだけ残業になって予定の時間より少し
押しちゃったから急いで中間さんに言われたお店に
駆けつけると個室には中間さんと流星くんの2人だけ。
え？
他のプロジェクトの人たちもいるんじゃないの…？
.
中「 え？他の人たちもおると思ってた？笑」
『 はい、てっきりお偉いさんたちもと……』
中「 あー、呼ばへん呼ばへん。笑
そんなんしたらゆっくり飲めへんやろ」
藤「 流石に俺もこの3人でって分かってましたよ〜。笑」
『 なんだ……焦ったぁ〜〜……』
てっきりお偉いさんたちもいるもんだと思ってたから
ダッシュで来たのに……
中「 急いで俺らに会いに来てくれたってことで。笑」
藤「 ふふ、嬉しいなぁ？淳太？笑」
『 もー、急いで損しましたよ〜〜。笑』
走ってきたから、急に止まってだんだん汗が
じわじわと吹き出してくる。
『 あっつ〜い……』
スキッパーシャツの襟元をパタパタしてると
藤「 えろ、…………」
『 えっ！？、』
藤「 あ。いや、すんません。色っぽいな〜って。笑」
中「 やっぱ男なら目いってまうよなぁ？笑」
.
……そうだった、この2人は要注意人物なんだった。
2人とも助けてくれたことあるから何とも言えないけど
要注意人物が2人も集まった場所に居合わせるなんて危険すぎる…
目の前の流星くんと、隣の中間さんを交互に見る。
ちょうど先に中間さんと流星が頼んでくれていたお料理と
ジョッキビールが３つ運ばれてきた。
そして取りあえず乾杯………
.
中「 やからそんな顔されても逆効果なんやって。
今のAちゃんの顔、可愛さしかないもん。笑」
藤「 せやなぁ……
望から色々聞いてるから余計妄想してまうかも。笑」
『 えっ！？望何喋ってるの！？！？』
藤「 制服えっち、とか？」
中「 何それ。聞いとらん……」
『 えっ、嘘！？もう、…っ、はぁ、ほんと最悪…／／／』
藤「 めっちゃ自慢げに話してくるけど、そんなことまで
俺らが聞いてもうてええんかな〜？ってことまで
べらっべら喋ってましたよ、あいつ。笑」
……もう、ほんとやだ。(泣)
警戒しろって望が言ったくせに余計なことまで喋るんだから。
中「 羨ましすぎるやろ……、俺に譲れや」
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 583人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
atu66mi67yu129(プロフ) - いつも楽しく拝見してます。どーなるんでしょうか？気になります。これからも更新頑張ってください。 (2019年8月15日 19時) (
レス) id: c65eb063a4 (このIDを非表示/違反報告)
流智LOVE(照史にデレ期◇) - 初めまして！この作品凄い好きです！もしよかったらなんですがお友達になりませんか？これからも頑張ってください！ (2019年8月10日 19時) (レス) id: db4b56f1e4 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：もも
| 作成日時：2019年8月8日 17時
