＿Office.6

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今日は望は同じ部署の人たちと飲みに行くことに
なったらしく久しぶりに1人で帰宅する。


その間もマメに連絡を取ってくれる望。








“Aさん！変な奴おらん？大丈夫？”


“電車は男の近く立ったらあかんで”


“寄り道せんとさっさと帰らなあかんよ？”


“あかん…心配なってきた……今から帰ろかな、”


“家着いたらちゃんと鍵閉めるんやで？”








もー、ずっとスマホ震えっぱなし。笑



ほんと過保護なんだから…


私28ですよ？もういい大人ですよ？






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1人だから簡単に自炊して晩ご飯を食べ終えると
スマホがまた震えた。


また望………かと思えば、母からの電話だった。









『 もしもーし、どうしたの？』



“あ、A？久しぶり。元気にしてる？”


『 元気だよー』


“先週、お父さん人間ドック受けたんだけどさー…
その結果にショック受けちゃって”


『 え、お父さんどっか悪かったの？』


“それがぎりぎりメタボの枠に入っちゃったみたいで。笑”


『 メタボね。笑』









そんなのお父さんの最近の体型見れば想像付くって。笑









“うちらが思ってる以上にショック受けちゃってるから
今週末にでもちょっと戻ってきてあげてくれない？”


『 えー！まぁ、いいけどさ…』


“彼と何か予定あった？”


『 ううん。望も行ってきなって言ってくれると思うけど』









一応、望と同棲してることは話してある。


6個も年下ってことは言ってないけど。笑









“一緒にくれば〜？笑”


『 え、まだいいよ。笑』


“そう〜？早く紹介してね”


『 追い追いね』


“じゃ、よろしく〜〜”


『 はいはい〜、おやすみ』


“おやすみ〜”









そんなこんなで今週末は実家に帰ることに。



まさかのお父さんのメタボ事情で帰ることになるとは……。笑


でも、まぁ普段実家に帰る機会も無いしのんびりしてこよっと。







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今週はプレゼンだのミーティングだので忙しくて
あっという間に週末になった。









『 じゃあ、ごめんね。いってきます』




「 ほんまに俺、挨拶しに行かなくてええ？」



『 こんなお父さんのメタボの励ましに付き合わせる
訳にいかないよ。笑』


「 わかった……またちゃんと挨拶させてな？」


『 うん！』


「 ん、………気をつけて。いってらっしゃい」


『 ……行ってきます、／／／』









ご丁寧にいってきますのちゅーまでして貰って。笑


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