＿Office.8 (ページ4)

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『ちょっと小物とかで模様替えできたら楽しいかな～って。

あとは、お洒落な写真立てが欲しいの』

「ふ～ん」

『望と旅行行った時の写真とかお部屋に飾りたいなって。どう？』

「！！！
うん、めっちゃええ！いっぱい飾ろ！」

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ということで、さっそく写真立て探し。

こういうインテリアショップってお洒落なのだったり
デザインが面白い写真立てが沢山あるんだよね～…

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「これめっちゃええやん。
1月のAさん、2月のAさん、3月のAさん
って一年分のAさんの写真収められる」

『ねぇ、これ絶対赤ちゃんのでしょ。笑』

「あ、そうなん？」

『生まれて1ヶ月、2ヶ月って写真入れて行って空白が
無くなる頃には1歳っていうやつでしょ？
大人がやってたら確実に可笑しいから。笑』

「えー、俺ふつーにこれにAさんの写真入れたいねんけど」

『やめてｗ』

望くん、嘘でしょ？ｗ

真顔でこんな会話繰り広げるのやめて欲しいんだけど。

結局、ビビッとくる写真立てには出会えなくて次は小物探し。

『夏っぽいのが欲しいなんて思ってたけど
考えてみればもうすぐ夏も終わるよね…』

「マリンテイストなやつはもうどれも◯◯%offなってんで」

『じゃあ、秋物を探そう……』

小物はどれも可愛くて迷いに迷った結果、クッションカバーと
ランチョンマットとスワッグを購入することに。

スワッグなんかは寝室にかけても絶対可愛いなぁ…

「かわええのあってよかったな」

『うん！やっぱりインテリアショップ好き～』

「俺、Aさん好き～」

『はいはい。笑』

「何で流すん……

あ、このジェラートめっちゃ美味そう！入ろ！」

ちょうどいいところにジェラート屋さんが現れて(笑)
望に引っ張られるままにお店の中へ。

「めっちゃ涼しい！天国やぁ…」

『そう？ちょっと空調効きすぎじゃない？』

「え、Aさん寒いん！？
ごめん、何も羽織らせてあげられるもんない…」

“俺、何か羽織ってくればよかったー”って。

私が空調対策してなかっただけなのに、
望は何にも悪いことしてないのに、優しすぎる…

『ありがとう。大丈夫だよ？』

「ほんまに寒かったらぎゅーしたる。笑」

『ふふ、ばか。笑』

こんなデート出来るなんて、1年前じゃ考えられなかったなぁ…

あぁ、幸せ。笑

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