＿＿＿176 ページ27
.
『 永瀬くんて、歳いくつなのー？』
.
コミュニケーションを取るために
どうでもいいような質問もしてみる。
あ、私にこの質問返されたら嫌だな。失敗した…
.
『 あ、新卒だから今年22か。若いねぇー…』
永「 あ、俺20歳っす。短大卒なんで……」
『 えっ、そうなの！？
うちの会社、4大以外で入る人結構珍しいよ？』
永「 そうなんすねぇー………
あ。でも俺、全然普通っすよ？」
『 いやいや〜、さぞかし優秀なんでしょうよ…』
永「 ふはっ、……すいません。
何かAさん、凄い話しやすいっすね。笑」
『 ん？それは喜んでいいの……？舐められてるってこと？』
永「 舐めてませんって！
いろいろ教えてください。宜しくお願いします」
『 ……はい、』
ババアには笑顔が眩しすぎるよ、永瀬くん。
これまた、女の子たちがキャーキャーいうタイプの子だよ。
望の後枠は永瀬くんなのでは……？
と、誰目線？ってツッコミが入りそうなことを
こっそりと胸の内で思った。
『 じゃ、今日はまず社内の案内からするね〜〜』
永「 はい。お願いします」
永瀬くん、落ち着いてるなぁ……
大学生感は否めないけどチャラさとかは無い。
下手したら望の方が騒がしいもん。笑
.
『 じゃあ、一階から順番にいくね。
ここのエレベーターね、朝はこっちの方が断然
空いてるからオススメ……
永「 あ、……のんちゃん？」
『 ……のんちゃん？』
「 ゔぇ！？！？！？何で廉おるん！？
しかもAさんと一緒……はぁ、何なんマジで……」
.
これから外回りに出る出あろう望がエレベーターか
降りてきた。
永瀬くんに気づくなり、驚いて怒って凹んでって百面相。笑
永「 え、のんちゃんここの会社やったん？」
「 そうや！てか、ここ会社やから。
俺の方が先輩やから！！！」
永「 ふっ、小瀧せんぱい？笑」
「 今鼻で笑ったな！？なぁ！」
『 ……』
もうどっちが先輩だかわからない会話。笑
「 ……こいつ地元の後輩。
まさかAさんと同じ部署で教育係まで
ついてもらえるなんて……羨ましすぎるやろっ」
『 そうだったんだ……
じゃあ永瀬くんもほんとは関西弁我慢してた？笑』
永「 はい…／／／上手く喋れてますかね？笑」
かわいー。
フレッシュー。
「 ちょい！！！」
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 584人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
もも(プロフ) - ランプの魔神さん» ランプの魔神さん、早速のリクエストありがとうございます！今現在書き溜めている文章があるのでそこからリクエスト頂いた展開に持っていければと思います……喜んでいただけるように頑張ります（ ; ; ） (2019年7月3日 21時) (
レス) id: 85b2907961 (このIDを非表示/違反報告)
もも(プロフ) - ちりさん» ちりさん、嬉しいお言葉をありがとうございます（ ; ; ）ゆくゆくは2人がゴールインするところまで書けるといいなお思っております！これからもちりさんに喜んでいただけるように頑張りますので宜しくお願い致します！ (2019年7月3日 21時) (レス) id: 85b2907961 (このIDを非表示/違反報告)
ランプの魔神 - こんにちは 今回はリク良いですか？ 淳太くんに会う→雨がふる→濡れてしまう→服がびしょびしょ→淳太くん家に行く→ツインが目撃→望が嫉妬 って言うのが見たいです！！ぜひよろしくお願いします^^ (2019年7月3日 10時) (レス) id: 9d52e1a9f6 (このIDを非表示/違反報告)
ちり(プロフ) - 初めまして。 こう言ったのんちゃんのお話は好きだったので更新楽しみにしてました。もし宜しければ結婚まで行くところを読んでみたいです。 (2019年7月3日 1時) (レス) id: f3d6feaf9f (このIDを非表示/違反報告)
もも(プロフ) - ランプの魔神さん» いえいえ！ありがとうございます（ ; ; ）フィリップ王子はオーロラ姫のお相手でしたね、、（笑）嬉しいお言葉をありがとうございます(>_<)これからも宜しくお願い致します！ (2019年7月2日 19時) (レス) id: 85b2907961 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：もも
| 作成日時：2019年5月29日 10時
