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「 じゃ、また明日……」
『 そんなにしょんぼりしなくてもいいじゃん
職場で会おうと思えば会えるんだし。笑』
マンションの前まで来たけど、なかなかバイバイできずにいる。
「 Aさん絶対会ってくれへんもん…」
『 あ、バレた？笑』
「 ほら〜。泣
今日逃したらもう会ってくれへんもん……」
『 嘘嘘！そんなことないから今日は自分のお家帰ろ？ね？』
「 ……今度お泊まりしてもええ？」
『 えぇ……そういうことできるような関係になったらね。笑』
「 おれ、がんばる…」
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ほんと小瀧くんは甘えるのが上手。
彼氏と離れたくなくて甘える可愛い彼女、か
大好きな先生に甘える幼稚園児、みたいな。笑
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「 ……じゃあ、のんて呼んでくれたら帰ります」
『……のん、また明日ね？』
背伸びして“いい子いい子”って小瀧くんの頭をなでなでする。
背伸びしたせいでいつもより小瀧くんとの顔が近づくと
『 ……っ、……ちょっとっ／／／』
ほっぺにちゅってキスされた。
「 はぁ……余計帰りたなくなってもうた…」
『 もう、逆効果じゃない』
またすっぽりと小瀧くんの腕の中におさめられる。
さっきと同じ安心するような、でもちょっと色気のある香り。
香水なのか小瀧くんから放っている香りなのか……
どちらにせよ、私の好きな匂い。
そんな呑気なことを考えていた。
「 ごめんなさい……
俺、毎日頑張っとるAさんのこと
癒してあげたかったんにこれじゃ俺が甘えてばっかやんな」
『 そんなことないよ？
……小瀧くんと一緒にいるとどきどきの方が多いけど
ちゃんと癒されてるよ？』
「 ……ほんま？」
『 うん、大丈夫だよ』
小瀧くんの背中に手を回す。
「 ……なぁ、ほんまに泊まったらあかん？」
『 あかん』
“だめか”って笑いながらゆっくり私から離れる。
「 今日はほんまにありがとうございました」
『 こちらこそ、ありがとう。凄い楽しかった。
ご飯もごめんね？ご馳走さまでした』
「 いえいえ。じゃ、また明日」
『 うん、おやすみなさい。気をつけてね』
小瀧くんはマンションの前の道を歩きながら
姿が見えなくなるまで手を振り続けていた。
いちいち可愛いんだよなぁ。笑
この日は小瀧くんのことを考えながら眠りについた。
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もも(プロフ) - 夏さん» 夏さん、細かくありがとうございます（ ; ; ）誤字だらけですね！（ ; ; ）気をつけます… (2019年3月20日 18時) (
レス) id: 85b2907961 (このIDを非表示/違反報告)
夏 - 17【会いたいって思ったってくれてて】→会いたいって思ってくれてて、 18【あそのカップルちゅーしとる】→あそこのカップル、 44【今日は家上がるのはいいにしとくわ】→家上がるのは遠慮しとくわ だと思います。 (2019年3月17日 23時) (レス) id: b5ab314d20 (このIDを非表示/違反報告)
夏 - 7【でもその後とお酒を飲み進めていくうちに】→でもその後も、 9【そいえば】→そういえば、 11【ご飯連れてってた言われたのはいいものの】→連れてってと 【本当に小瀧くんみないなイケメンが】→みたいなイケメン、 (2019年3月17日 23時) (レス) id: b5ab314d20 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：もも
| 作成日時：2019年1月1日 23時
