189. 俺の側から離れんといて？ ページ39
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『 ごめんね、流星…そんな子供みたいなことでやきもち妬いて。
…私の方がもっと最低なことしたの。 』
しげちゃんとのことを話したら
今度は私が流星に避けられるんじゃないか、
もしくはお別れしなきゃいけなくなるんじゃないかって
不安だらけだけど、隠しておくのはもっといけないと思った。
「 俺ももしAに何かあったらって思っとったけど
やっぱり何かあるんやな。笑 」
流星はさっきから何度も笑うけど全て苦しそうな笑み。
見ているのが辛いくらい。
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そして流星にしげちゃんとのことを全て話した。
ハグしたこと
キスされたこと
キスしてしまったこと
体を触られることに拒めなかったこと
しげちゃんに気を許してしまったこと
ご飯を作ってあげたこと
この話を聞いた後の流星はずっと下を向いて
おでこのところで前髪をクシャッと握っていた。
当たり前だよね……こんなの浮気同然だもん。
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『 ……今思ってるとこ、何でも言って… 』
「 …正直、悲しいAがそんなふうになって。
しげもしげやけど、Aも拒めなかってんもんな？ 」
『 うん… 』
「 んー、…何やろな…
…今までならこんな事されたらすぐに別れてたと思うねん。
やけど、Aが相手やと別れるって選択肢は全く浮かばないんよ。
Aが俺の側におらんくなるのがいっちばん辛いからさ。 」
『 ……っ、… 』
流星の言葉、一つ一つを聞く度に涙が溢れる。
流星は声を荒らげることもなく、
冷静に今考えてくれたことを伝えてくれる。
「 こうなっても、俺がAから離れることは絶対にあらへんから。
それだけは安心しとってな？ 」
『 …流、星っ 』
「 俺もこれからはAによそ見させへんくらいに
ええ男になれるように頑張るからさ。
Aも俺の側から離れんといて。
俺が一番大切なんは、いつだってAだけやからな？ 」
『 …っ…、うんっ……流星ぇっ 』
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私の彼はなんて優しい人なんだろう。
なんて大きな器の持ち主だろう。
この時、もう流星のことを絶対に裏切らないと誓った。
私は絶対これからもこの人についていくって。
「 ほらほら、そんな泣いたら苦しいやろ。笑 」
そういって私の背中を摩ってくれる大好きな流星。
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もも(プロフ) - 桃子さん» よかったです（ ; ; ）これからも引き続き宜しくお願い致します！ (2019年7月29日 22時) (
レス) id: 85b2907961 (このIDを非表示/違反報告)
桃子(プロフ) - ももさん» 5章に飛べました(TT)ありがとうございます！ (2019年7月29日 7時) (レス) id: 7f7215051c (このIDを非表示/違反報告)
もも(プロフ) - 桃子さん» 桃子さん、嬉しいお言葉ありがとうございます（ ; ; ）目次の≫この小説の続編を見るから5章目に飛べないでしょうか？（ ; ; ）宜しくお願い致します！ (2019年7月25日 21時) (レス) id: 85b2907961 (このIDを非表示/違反報告)
桃子(プロフ) - 最近1から読ませもらってます！シリーズ5が見れなくて、どうやったら読めますか？これからも楽しみにしています! (2019年7月24日 12時) (レス) id: 7f7215051c (このIDを非表示/違反報告)
もも(プロフ) - あいさん» あいさん、ありがとうございます！今まであまり物語にメリハリがなかったので一波乱起こしてみました（笑）こらからも更新頑張りますので応援宜しくお願い致します(^_^) (2018年7月22日 16時) (レス) id: f8af671286 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：もも
| 作成日時：2018年6月23日 21時
