182. D side ページ32
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今の俺は自分でも制御不能になっていて、
Aちゃんにキスしてもうた。
温泉旅行に行った時とは違って、俺の意思で。
電車の中でも俺がAちゃんに指絡めても
それを振り払わずに握り返してくれるんやもん。
ここで“やっぱり俺まだAちゃんのこと好きなんや”って
気づいてもうた。
俺がAちゃんのこと、もっとたくさん笑わせたいって。
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重「 俺がどんだけここでAちゃんのこと考えたか。笑 」
見た目以上に華奢なAちゃんを抱き上げてベッドまで
きてもうたけど、Aちゃんはまだ余裕そう。
俺を横目に微笑みながらベッドに横になる。
『 ベッドふわっふわですね。気持ちい。 』
重「 流星の方が高くてええやつ使ってんねやろ〜？笑 」
つい流星の名前を出してもうてやばいっと思ったら
Aちゃんが起き上がって
『 ……今はその名前呼んじゃだめ。 』
恥ずかしそうに、不服そうに俺の口を塞いだ。
俺、もうおかしくなりそうや…
好きな子に目の前でそんなこと言われてキスされて
何もしないでおれる男なんておるんか？
ほんまは今すぐAちゃんのことめちゃくちゃに壊したい。
俺の事しか見えへんくらい抱いて、満たして
考えられへんようにしたい。
…けどやっぱり脳裏には流星のことがちらつく。
例え、幼馴染を失ったとしても
Aちゃんを優先するほどの覚悟が俺にはあるんやろか？
『 ……大丈夫？ 』
Aちゃんが心配そうに俺の顔を覗き込む。
重「 ごめんな。何でもあらへんよ。 」
右手でAちゃんの頬を包み込んで撫でる。
ちっちゃい顔やな…
そのままベッドに押し倒す。
今のAちゃんは普段のにこにこした笑顔でも
慌てたり恥ずかしがってる顔でもなく
とろんとした目に少し開いた唇、俺の肩を掴む手
色気に包まれた1人の女性やった。
重「 ……ほんまに今日だけ、許して。 」
『 んっ、… 』
お互いの指を絡ませながらAちゃんの首筋に
たくさんのキスを落とす。
絶対に、跡は付けないように気をつけながら。
『 あっ、……ん…やぁっ 』
重「 かわええで、Aちゃん… 」
Aちゃんの漏れる声がどんどん大きくなる。
Aちゃん、大好きやで…
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もも(プロフ) - 桃子さん» よかったです（ ; ; ）これからも引き続き宜しくお願い致します！ (2019年7月29日 22時) (
レス) id: 85b2907961 (このIDを非表示/違反報告)
桃子(プロフ) - ももさん» 5章に飛べました(TT)ありがとうございます！ (2019年7月29日 7時) (レス) id: 7f7215051c (このIDを非表示/違反報告)
もも(プロフ) - 桃子さん» 桃子さん、嬉しいお言葉ありがとうございます（ ; ; ）目次の≫この小説の続編を見るから5章目に飛べないでしょうか？（ ; ; ）宜しくお願い致します！ (2019年7月25日 21時) (レス) id: 85b2907961 (このIDを非表示/違反報告)
桃子(プロフ) - 最近1から読ませもらってます！シリーズ5が見れなくて、どうやったら読めますか？これからも楽しみにしています! (2019年7月24日 12時) (レス) id: 7f7215051c (このIDを非表示/違反報告)
もも(プロフ) - あいさん» あいさん、ありがとうございます！今まであまり物語にメリハリがなかったので一波乱起こしてみました（笑）こらからも更新頑張りますので応援宜しくお願い致します(^_^) (2018年7月22日 16時) (レス) id: f8af671286 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：もも
| 作成日時：2018年6月23日 21時
