170. クチウツシ ページ20
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バシャバシャと水しぶきが立つ。
しばらく一点を刺激され続けて、私もそろそろ限界っ…
向かい合っている流星の肩に掴まる。
「 …っ、……はぁっ 」
『 あ、……もうだめ!』
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イったのと、長時間入っていて逆上せたのもあって
流星に全体重をかけて寄りかかる。
「 ごめんな、逆上せてもうたな… 」
すると流星は自分の体を軽く拭いた後、
私をバスタオルでくるんで抱えて、バスルームを出る。
そして冷蔵庫からミネラルウォーターを1本取り出すと
そのまま寝室へと向かう。
「 落ち着くまでAは寝ててな。 」
『 でも、まだ流星…… 』
そっとベッドの上に横たわらせられる。
「 あ、そや。A、水飲まな。 」
ペットボトルの蓋を開けると、私に渡してくれるのではなく
流星がミネラルウォーターを飲む。
それをただ横目に見ていると、
『 !?!? 』
「 …ふふ、どう?美味い?笑 」
いきなりキスしてきたと思ったら、すぐに
まだ冷たい水が私の口の中に流れ込んできた。
……く、クチウツシ!?!?!?///
『 え、あぁ、うん……おい、しい…デス。/// 』
「 ふふ、よかった。笑 」
ベッドに腰掛けて、がしがし髪を拭く流星。
まだ少し濡れているノーセットの髪がかっこよくて
また逆上せそう…///
両耳のピアス、金色のネックレス、
全てが流星のかっこよさを引き立ててる。
「 はい、もっかい。 」
『 んんっ、… 』
もう一度口移しでお水をもらうと、今度はすぐに唇が離れず
むしろどんどんキスが深くなっていく。
流星の手で頬を撫でられながら優しく、
愛の詰まったキスが上からたくさん降ってくる。
「 ごめん、また無理させてもうた。 」
『 ううん、大丈夫。だから続き……』
「 今日はもうええで。俺もそこまで切羽詰まってやばないし。笑
Aには明日から教育係してもらわなあかんから
今夜はたくさん寝てゆっくり休んでや。 」
私の頭を優しく撫でながら優しく言い聞かせる。
その後もずっと頭を撫でていてくれて、
私はいつの間にか眠ってしまっていた。
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目が醒めると、外はもう明るくなっていた。
時計を見ると、もう7時40分。
『 やばいっ、寝坊した…… 』
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もも(プロフ) - 桃子さん» よかったです( ; ; )これからも引き続き宜しくお願い致します! (2019年7月29日 22時) (レス) id: 85b2907961 (このIDを非表示/違反報告)
桃子(プロフ) - ももさん» 5章に飛べました(TT)ありがとうございます! (2019年7月29日 7時) (レス) id: 7f7215051c (このIDを非表示/違反報告)
もも(プロフ) - 桃子さん» 桃子さん、嬉しいお言葉ありがとうございます( ; ; )目次の≫この小説の続編を見るから5章目に飛べないでしょうか?( ; ; )宜しくお願い致します! (2019年7月25日 21時) (レス) id: 85b2907961 (このIDを非表示/違反報告)
桃子(プロフ) - 最近1から読ませもらってます!シリーズ5が見れなくて、どうやったら読めますか?これからも楽しみにしています! (2019年7月24日 12時) (レス) id: 7f7215051c (このIDを非表示/違反報告)
もも(プロフ) - あいさん» あいさん、ありがとうございます!今まであまり物語にメリハリがなかったので一波乱起こしてみました(笑)こらからも更新頑張りますので応援宜しくお願い致します(^_^) (2018年7月22日 16時) (レス) id: f8af671286 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:もも | 作成日時:2018年6月23日 21時