136. R side ページ36
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「 ……ん、大丈夫そうです。ありがとうございました。
お姉さんたちも撮りましょうか? 」
せっかくやから、こっちも写真撮ったることにした。
「 はーい、撮りますよー。
はい、キムチー。 」
「 えっ、 」
カシャ
「 ……はい、どうですか?大丈夫ですか? 」
我ながらうまく撮れたと思うんやけど(^_^)
「 あ、はい。 ありがとうございましたっ。 」
ペコっと頭を下げて、それだけ言うとすぐ人混みに消えていった。
『 お姉さんたち、みんな“え?”って顔してたよ。 』
「 え、なんで? 」
『 だって今まで“はい、キムチー”なんて聞いたことないもん。 』
「 え、言わへん?」
『 言わない。 』
え、A何か怒ってる?
機嫌悪い気がするんやけど、気のせい?
「 なぁ、Aどした? 」
『 …別に、何でもないっ。 』
「 ごめんな、何かあるなら言うてや。 」
『 …流星モテるからやだ。 』
「 えっ、 」
『 今の人たち、ずっと流星かっこいいって言ってたもん。
私がいるの気づいたら、あからさまにがっかりするし。 』
え?
「 ………妬きもち? 」
『 (こくん) 』
黙って大きく頷く、A。
はぁ、……俺の彼女、可愛すぎひん?
「 大丈夫やで。 あんな女、全く眼中にあらへん(^_^) 」
まぁ、Aに妬いてもらえるなら
たまには他の子に声かけてもええけど…
なんて、また悪いこと考える俺。笑
『 …/// 行くよ、流星。 』
そういって俺の手を引っ張って次の水槽まで行くA。
ほんま、かわええよなー。
これだから溺愛してまう。
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『 あ、11時半からイルカショーやるよ。 』
「 あと5分やん。そっち行こか。 」
建物を出てメインプールの方に行くと、もうだいぶ人が集まってる。
俺たちも空いている席に座ってショーが始まるのを待つ。
「 あ、あれ望と遥ちゃんやない? 」
『 ほんとだ。 』
「 何やー、いちゃいちゃしとるなー。笑 」
隣にある売店で買ったであろう、アイスを食べてる遥ちゃん。
口の横についたアイスを望が親指でとって
それをぺろっと舐める。
『 遥ちゃんもすっかり小瀧くんの彼女だなー。 』
「 ん?笑 」
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のんのん(プロフ) - はじめまして!初コメント失礼します。続きの4を見たいのですが、どうしたら見れますでしょうか? (2018年10月13日 3時) (レス) id: 04a0cdc5a3 (このIDを非表示/違反報告)
もも(プロフ) - 皆さん、たくさんのコメント本当にありがとうございます(;_;)小瀧くんvar.只今執筆中でございます。小瀧くんのピンクな妄想を書くのはご無沙汰だったので、妄想爆殺させてます(笑)お楽しみに!これからも宜しくお願い致します! (2018年6月4日 16時) (レス) id: f8af671286 (このIDを非表示/違反報告)
葵(プロフ) - のんちゃんたちのも見たいです (2018年6月3日 22時) (レス) id: 8dc01687cb (このIDを非表示/違反報告)
ピンクジャス民?(プロフ) - のんちゃんのもみたいです!! (2018年6月3日 22時) (レス) id: d381735f2d (このIDを非表示/違反報告)
菊池照史(プロフ) - のんちゃんバージョンもお願いします! (2018年6月3日 20時) (レス) id: c0f4218543 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:もも | 作成日時:2018年5月21日 18時