116. N side ページ16
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遥「 ちょっと、……望っ、離して! 」
バタン
「 ごめん、遥…… 」
掴んでいた遥の手を離す。
やばい。///
恥ずかしさに耐えられへんくて部屋まで連れてきてしもた。
ほんまは、もっとスマートに……
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遥「 ねぇ……望、どうしたの? 急に。 」
いつもはしないようなことする俺にびっくりしたんやろな。
俺の顔を覗き込んでくる遥。
やばっ、今からはあかん。///
色んな言葉考えてたのに一瞬で頭が真っ白になる。
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「 俺、…遥のこと好きやねんけど。 」
もう少しマシな言い方できひんかったんか、俺…
でも、遥の顔はもう真っ赤っかで。
遥「 えっ、……嘘っ…そんな冗談言うのやめ…
「 …こうすればちょっとは信じる?
嘘やあらへん、 ほんまやで。
ほんまに……遥が好き。 」
何回も言わせんなやっ…ほんまに…///
嘘とか冗談とか言うから、
俺に背を向けた遥を後ろから抱きしめた。
わざと吐息混じりに耳元で喋ると、
さらに真っ赤になってピクって方が震えた。
遥「 ちょっと…望っ/// 」
「 …遥は? 」
遥「 えっ? …私は…… 」
「 ……ごめんな、いきなり。笑
今すぐじゃなくていいから。また返事聞かせて。 」
そっと、遥から離れた。
そうやんな。
いつも言い合ってる奴にいきなり好きだなんて言われても
困るだけやんな。笑
もう少しアプローチしてからにすればっ…
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遥「 私も… 」
「 ん? 」
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遥「 私も……すき。/// 」
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遥は俯いたまま、俺にそう言った。
俺は状況が読み込めなくて、ぼーっと遥を見つめる。
遥「 何か言ってよ、恥ずかしいじゃ…
気づいたら遥を抱きしめてた。
「 ほんま? 遥… 」
遥「 ほんま……です。/// 」
「 はぁ、よかった… 」
遥「 私は、…望がAさんAさん言ってる時から
望のこと、…好きだったよ。
会社で再会した時から、また望と…ってずっと思ってた。 」
「 ……そうやったんか。 」
遥「 うん、だから私はもう無理だと思ってたから……
…本当に私なんかでいいの?
今日もずっとAさんと… 」
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のんのん(プロフ) - はじめまして!初コメント失礼します。続きの4を見たいのですが、どうしたら見れますでしょうか? (2018年10月13日 3時) (レス) id: 04a0cdc5a3 (このIDを非表示/違反報告)
もも(プロフ) - 皆さん、たくさんのコメント本当にありがとうございます(;_;)小瀧くんvar.只今執筆中でございます。小瀧くんのピンクな妄想を書くのはご無沙汰だったので、妄想爆殺させてます(笑)お楽しみに!これからも宜しくお願い致します! (2018年6月4日 16時) (レス) id: f8af671286 (このIDを非表示/違反報告)
葵(プロフ) - のんちゃんたちのも見たいです (2018年6月3日 22時) (レス) id: 8dc01687cb (このIDを非表示/違反報告)
ピンクジャス民?(プロフ) - のんちゃんのもみたいです!! (2018年6月3日 22時) (レス) id: d381735f2d (このIDを非表示/違反報告)
菊池照史(プロフ) - のんちゃんバージョンもお願いします! (2018年6月3日 20時) (レス) id: c0f4218543 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:もも | 作成日時:2018年5月21日 18時