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「パピー!」
私はある人の背後から抱き着く。それは私とゴンのパピー…ジン=フリークスだ。
ジン「ヒナマルか?」
と聞くパピーにいえす!と言えば相変わらず元気だなと頭を撫でられる。
「あ、ゴンにあってきたよ」と言えばピクリと動く眉。やっぱり気にしてたんだ…。
「パピーみたいなハンターになりたいって今ハンター試験受けてる最中。順調だし負ける気ないって言ってたし…受かるよあの子は。」
そう言えば「そうか…。」と頷く。それを伝えに来ただけ。と言えば「ん、分かったありがとうな」と再び頭を撫でられる。
ジン「ヒナマル。」
急に低いトーンで名前を呼ばれん?と返せばとても真面目な顔をしている。
ジン「仲間は…出来たのか…?」
そう聞くパピー。私のことも気にしてくれてたことに私は喜びを覚える。
「うん!みんな天使だよ!クールだけどプリン大好きでもーねカッコイイ天使とか(クロロ)、機械得意で金髪似合うイケメン天使(シャルナーク)とか心配性のナイスバディ天使(パクノダ)とか体が筋肉だらけで大きくてうるさいけどめっちゃ優しい天使(ウボォーギン)とかいっぱい!!!」
そう言えば少し苦笑いをするパピー。
ジン「仲間は大事にしろよ。例え悪だとしても…だ。」
「!」
私はこの時気づいた。パピーは気づいてるんだ。知ってるんだ。私が蜘蛛の“心臓”だということを。
私は分かってるよ!といつも通りに返しじゃーねとその場を離れた。
ジン「…ヒナマル…お前があの心臓だとしてもお前が信じた仲間なら…大丈夫だ。」
そう小さく呟いてたパピーを私は知らない。
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もも(プロフ) - おかえりなさい!!(;_;) 待ってました!これからも更新頑張ってください!! (2019年6月19日 2時) (レス) id: ed24bd7751 (このIDを非表示/違反報告)
苺美留狂(プロフ) - むにゃねこ44さん» ご愛読ありがとうございます!!再開致します! (2019年6月19日 0時) (レス) id: a00e2dee3e (このIDを非表示/違反報告)
むにゃねこ44(プロフ) - 集英社って凄いですね!それと同時に、主人公ちゃんの設定とかキャラとか好きだったので更新停止寂しいです、、是非また再開お願いします! (2019年6月18日 0時) (レス) id: 7486851307 (このIDを非表示/違反報告)
苺美留狂(プロフ) - ももさん» 楽しみにしてくださったのに両立できずこんな形になってしまい本当に申し訳ございません!!!早く終わらせて秒でたくさんこっちを更新したいなと思います!!!待っててください!ありがとうございます!! (2019年6月13日 22時) (レス) id: a00e2dee3e (このIDを非表示/違反報告)
苺美留狂(プロフ) - 皐月 歩さん» 頭にいろんな言葉が浮かんで文字にするのに手が追いついてなくてしんどい状態です笑早く終わらせて戻ってきます!すみません!ありがとうございます!! (2019年6月13日 22時) (レス) id: a00e2dee3e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:苺美留狂 | 作成日時:2019年5月23日 5時