ゴンのお姉ちゃんは中身が残念でした。【H×H】

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そう言えば少しムスッとするゴン。


「ゴン？」


と聞けば「僕以外にもいるの？天使。」と呟くゴン。ってまって…それって…


「嫉妬？」


そう聞けば顔を赤くし「もう姉さんなんて知らない！」と言い離れて行こうとするのを抱きついて引き止める。


「かぁぁぁわぁぁいいいいい！もう何この子私の弟とは思えないくらい天使！」


と頬をすりすりすれば少し嬉しそうなゴン。


「よし。後はパピーに会いに行くくらいかな」


と呟けば「ジンに会うの!?」と聞かれる。


ああ、そうか。ゴンはパピーみたいになりたくてハンター試験受けてるんだっけ。


「ゴン。ハンター試験。受かるんでしょ？」


真面目な顔をして聞けば「当たり前！」と返される。


「なら安心して帰ろっかな。」


と立ち上がりゴンのおでこにキスをする。


「キルア君。ゴンをよろしくね？」と同じようにキスをすれば顔を真っ赤にし「あ、おう、ま、まかせろ」という。はぁかわいい…


「じゃあねー」と私は窓から降りようとする。「ちょ、姉さんここ空だよ！」とゴンとキルアは止めようとする。


「ん？大丈夫！あ、後おじいちゃん…ネテロ会長が個人個人でアンケートみたいなのすると思うからそん時、“ヒナマルは帰りまーすパピーに会いに行ってくるわー”って伝えといて♡」


めっちゃ心配そうに焦って止めようとするゴン達を最後に私は飛び降りた。


あ、くそ変態イケメンピエロ。しばくの忘れてたわ…。

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