死にたがりの歌い手さん。

に！ ページ3

『…ひっ…』




や、…だ…。誰々…！？！？…




？「ねぇ、きみだれなの？」




ま「近づかないでください！！！！！」



？(ﾋﾞｸｯ)





まふの大きな声にその人はビックリして僕から離れる。



『ま、まふ、？…けほっ…ひゅ…っ』


ま「あっ、…ごめんね…。そらるさん、そこに座っててください。すみません。」



『まふ、…まふ…っ、』



ま「うん、うん、…大丈夫だよ、落ち着いてゆっくり呼吸してね。」








数分後


『…ん、おちついた、』


ま「よし、…よかった。ごめんね、驚かせて。こちらはそらるさん。一緒にお仕事してる人なんだ。」


そ「驚かせたみたいでごめん。そらるです。えっと…」



ま「あ、そらるさん、…ごめんなさい。お名前だけで大丈夫です…。」



『まふ、いいよ、僕がちゃんと言うから。。れんです。さっき見た通り、知らない人が怖いです。というか、人が、怖いです。唯一許せているのがまふで。

…それから、声が低いと…少し怖くて。ごめんなさい。』



そう言うとそらるさんはぺこりとした。



ま「…ん、いずれかは喋れるようになるといいなって思うから、僕がそらるさんの話をれんくんにしていなかったのも悪いですしね。今日は録音しようと思ってたけどいいかな、？れんくん。」


『うん！お仕事がんばって！まふ！…と、そらるさん。』



そ「！…(ありがとう。)」


『手話ですか？ありがとうございます』





そうして、まふとそらるさんは録音室へ消えていった。

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