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本物197 ページ11

貴方Side


黒尾「A?」


どうして、ここに?


まさか!


貴方「つけてきたの?」


黒尾「わりぃ。」


油断してしまった。

全然気配にきずかなかった。

こんな所、見られたくなかったのに。


黒尾「なんか、なれちまったな。」


貴方「え?」


黒尾「ここんとこ、こんなのばっか見てたからよ。なれちまった。」


なれた?


この血なまぐさい環境に?


黒尾「俺、Aに教えてもらえれば殺し屋になれるかもな。」


クロは、笑ってそう言った。


そんな事、そんな事!


貴方「そんな事言うんじゃねぇ!!お前は、こっち側の人間になっちゃいけねぇんだよ!」


ならせるものか。

クロは、光の世界で生きて行くべき人間なんだ。


黒尾「わりぃ。変な事言ったな。」


あぁ、とらわれ人の前で取り乱してしまった。


貴方「場所をかえy…」


黒尾「A?」


体が、勝手に動く。

私の意思関係なく。


懐から、愛用しているナイフを取り出した。


あぁ、やっちゃった。



黒尾Side


貴方「場所を変えy…」


Aは、ゆっくり動いて、懐からナイフを取り出した。


黒尾「A?おい、A!!」


呼んでも反応しない。


シュッ


目の前にナイフが来た。

驚いた俺は、体勢を崩し、簡単にAに押し倒された。


背中に痛みが走った。


黒尾「A!離せ!おい!」

様子がおかしい。


貴方「クックック。」

突然笑い始めた。


貴方「ざんねぇん!!私は死神ちゃんじゃないの。」


黒尾「お前!!」


貴方「あの時ぶりね。」


黒尾「カロ―ナ!?」


俺が囚われた時、こいつが出て来て俺を押さえていたやつを殺した。


貴方「死神ちゃんを光に放つなんて私が許さない。」


カロ―ナは目を見開き、俺に言った。


貴方「だから、君を殺して死神ちゃんを此処に縛る。」


ナイフが、振りあげられた。


死ぬ?


目を、つむった。


だけど、どれだけたっても痛みは来ない。


目を開けると


俺の体に刺さるか刺さらないかのすれすれの所で


貴方「クッ、ウゥ。」


Aはたえていた。


貴方「殺させて、たまるものか!」


あぁ、A

お前はこんな時まで俺を助けてくれるんだな。

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鳥養監督!Happybirthday!

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設定タグ:ハイキュー , 暗殺教室 , 黒尾鉄郎   
作品ジャンル:恋愛
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桜朱(プロフ) - 彩音さん» ありがとうございます!お話がグダグダな所もあったと思いますが…。最後まで読んでいただきありがとうございました!また近々黒尾の小説を出そうと思うのでよろしくお願い致します! (2018年6月11日 17時) (レス) id: aff2664059 (このIDを非表示/違反報告)
彩音(プロフ) - 完結おめでとうございます!!毎回更新されるのを楽しみに待ってました!個人的にこういうストーリー好きなんでめっちゃこの作品気に入りました!(*´∀`*)約1年、お疲れ様でした!! (2018年6月8日 20時) (レス) id: f9bc490121 (このIDを非表示/違反報告)
桜朱(プロフ) - 真理奈☆さん» ありがとうございます!今回で終わるつもりですが、リクエストがあったら受け付けますよ! (2018年2月11日 12時) (レス) id: 67c72a9317 (このIDを非表示/違反報告)
真理奈☆ - 続編おめでとうございます。今回で終わってしまうんですかシュン(´・ω・)でも!最後まで楽しませていただきます! (2018年2月10日 10時) (レス) id: 9b0ee30d9b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:桜朱 | 作者ホームページ:p://  
作成日時:2018年2月9日 21時

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