表と裏【文豪ストレイドッグス】

表１８ ページ19

貴方Side




孤爪研磨。




音駒高校男子バレー部２年




ポジション、セッター。




とても観察眼が優れていて、音駒の脳。




観察眼、ってところが引っ掛かる。




家で調べてみると、思いのほか情報が出てきた。




孤爪研磨。




一応仲間だと言う事は嘘ではないだろう。




別に、味方が居て嬉しいとかはない。




こういう状況になった場合、迷惑極まりない。




それに、一週間後にはばれる可能性が高いんだ。




仲間なんて今更いるものか。




私はあいつらと、年も、身分もまったく違うんだ。




一緒にされてたまるか！




貴方「あーぁ。すっごい面倒くさい！」




早く帰って、中也に会いたい。




でも、少しくらい息抜きさせてもらってもいいよね。




少しくらい遊んで帰ってもいいでしょう？




ねぇ？森さん。




貴方「疲れたぁ。早くご飯食べて風呂入って寝よ〜。」




え？色々忙しいはずなのにのんきすぎる？




それが私なんだから良いんです！




焦らずのんきに行きましょう！




あ、これ私の座右の銘だから。




今作った←




なかなかいいデショ？




それからは、調べ物も済んだしやることやってさっさと寝た。




中也からの電話は、仕事が忙しかったのだろう。




なかった。




代わりにメールでやり取りをした。




ジリリリリリ




目覚ましの騒がしい音。




合宿と、下野をつぶすまであと５日。

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