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本物83 ページ40

黒尾Side




なんだよ…なんなんだよ!




訳分かんねえ。殺し屋とか、戦争とか、死神とか。




何がどうなってんだよ。




――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

貴方「君に…幸あれ。」

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――



なんだよそれ。




目の前では、Aが戦っている。




だけど殺してはいない。どんどん気絶させていく。




Aは凄く強い。あんなAは始めてみた。




いや、Aのあの目は何度か見た事ある。




ときどき見せた、あの赤黒い目。




あの赤黒い目は、殺し屋の目だったんだ。はじめて知った真実。




あの目は、力強くて、背筋が凍るように冷たく恐ろしい目だ。




でも、俺はあの目が嫌いじゃない。




力強くて、悲しそうで冷たい。だけど、どこか温かい。




あの目は、そんな感じがする




でも、それはそれで別の話。




俺は、あいつが怖い。俺達を守ろうとしてくれているのは分かっている。




でも、俺はあいつが怖い。あいつを、受け入れられない。




研磨「クロ…。大丈夫?」




黒尾「ああ。お前こそ大丈夫か?」




研磨「うん。まあ。」




皆、一部を除いてだけど、Aの戦っている姿を目にして固まっている。




その目には、恐怖が多く含まれていた。もちろん俺もだ。




そんなこと考えて、油断していなければよかったんだ。




だって、俺も狙われてる人の一人だったから。




体が浮いた。そして、気付いた時には人質になっていた。




死神「黒尾!」




研磨「クロ!」




黒尾「は?」




本当に、一瞬のことだった。




視線の先には、バレー部の奴らとAの驚きと絶望の混ざった顔があった。

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設定タグ:ハイキュー , 暗殺教室 , 黒尾鉄郎   
作品ジャンル:恋愛
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桜朱(プロフ) - プラネットさん» ありがとうございます!これからも更新がんばります!今後ともよろしくお願いします! (2017年7月15日 7時) (レス) id: 67c72a9317 (このIDを非表示/違反報告)
プラネット - すごくおもしろかったです。これからも、期待しています。 (2017年7月14日 23時) (レス) id: ad7f9e7773 (このIDを非表示/違反報告)
桜朱(プロフ) - 麻婆豆腐さん» ありがとう!これからもよろしくね! (2017年7月13日 22時) (レス) id: 67c72a9317 (このIDを非表示/違反報告)
麻婆豆腐 - 見に来たよ〜!まだ見らずに、コメントだけした形なので、ゆっくり読み進めていくよ!最初まで遡るよ! (2017年7月13日 22時) (レス) id: 59f80fe89a (このIDを非表示/違反報告)
桜朱(プロフ) - マカロニサラダさん» ありがとうございます!おもしろいといっていただけてとても嬉しいです。今後とも、よろしくお願いします。お気遣いありがとうございます! (2017年7月6日 21時) (レス) id: 67c72a9317 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:桜朱 x他1人 | 作者ホームページ:p://  
作成日時:2017年5月24日 20時

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