本物５９ ページ13
研磨Side
皆で話したりしていると、ノック音がした。
誰かが返事をする前に、扉はあいた。
リヴ「本日から皆様のお世話係になりました。リヴ・ゾロルシアです。よろしくお願いします。」
一同「シャース！」
リヴさんは、一度も会ったことないはずだけどなんだか親近感があった。
苦手じゃない。なんていうか、Aが本性出す前みたいな感じだ。
リヴ「夕飯の時間ですので、ついてきてください。」
俺は、リヴさんの隣へ行った。
研磨「凄い髪の色ですね。」
リヴ「えっ！あぁ、これ？」
後ろでなんか「研磨が初対面の人に話しかけてる！俺嬉しい！」とか聞こえない。
研磨「自毛、ですか？」
リヴ「うん。元はこげ茶だったんだけど…なんでだろうね。」
こげ茶がこんな血みたいな色になるんだ…。
変な感じだけど、綺麗な人だな。
歩くペースを少し下げてリヴさんの後ろへ行った。
すると、交代するように今度は翔陽がリヴさんの隣へ行った。
日向「あの！体育館ってどこにあるんですか？」
相変わらずバレー馬鹿。今それきかなくても…
リヴ「体育館？それは、また後日案内するね。」
日向「アザ―ス！」
西谷「なぁなぁ！今何歳！見たところ俺等と同じくらいだよな！」
リヴ「今？１８歳だったかな？」
だったかな？なんか変な言い方。
髪のことと言い、言い方と言い、雰囲気と言い、俺は少し違和感を覚えた。
リヴ「つきました。ここが食堂になります。」
食堂、なのかな？食堂と言うより…
一同「レストラン？」
リヴ「仲がよろしいのね。他の団体のお客様も見えますので、なるべくお静かに願います。」
茂庭「ありがとうございました。あの…」
リヴ「何でしょう？」
茂庭「監督達はどこに。」
リヴ「監督、コーチの皆様は違う棟に宿泊しておられます。」
及川「え！なんでですか？」
リヴ「ここは、中学生から高校生の宿泊棟になっております。」
茂庭「そうなんですか。ありがとうございました。」
リヴ「いえ、それではごゆっくり。」
そう言うと、リヴさんは厨房の方へ入って行った。
研磨「なんか、不思議な人だね。」
黒尾「だな。でも、綺麗な人だな！」
研磨「キモ…。」
黒尾「ケンメァ！」
うるさい。
もうちょっと静かにしてくれないかな。
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桜朱(プロフ) - プラネットさん» ありがとうございます！これからも更新がんばります！今後ともよろしくお願いします！ (2017年7月15日 7時) (
レス) id: 67c72a9317 (このIDを非表示/違反報告)
プラネット - すごくおもしろかったです。これからも、期待しています。 (2017年7月14日 23時) (レス) id: ad7f9e7773 (このIDを非表示/違反報告)
桜朱(プロフ) - 麻婆豆腐さん» ありがとう！これからもよろしくね！ (2017年7月13日 22時) (レス) id: 67c72a9317 (このIDを非表示/違反報告)
麻婆豆腐 - 見に来たよ〜！まだ見らずに、コメントだけした形なので、ゆっくり読み進めていくよ！最初まで遡るよ！ (2017年7月13日 22時) (レス) id: 59f80fe89a (このIDを非表示/違反報告)
桜朱(プロフ) - マカロニサラダさん» ありがとうございます！おもしろいといっていただけてとても嬉しいです。今後とも、よろしくお願いします。お気遣いありがとうございます！ (2017年7月6日 21時) (レス) id: 67c72a9317 (このIDを非表示/違反報告)
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