本物の私【黒尾鉄郎】part２

本物５７ ページ11

※会話文多め

NoSide

木兎「なぁなぁ！正直、あの…Aのことどう思う！」




木兎がその事を聞いた瞬間、その空間がサッと冷たくなった。




特に、音駒が。




数秒の沈黙を破ったのは、烏野の月島だった。




月島「僕は…あの人の事はよく分かりません」




山口「ツッキー会ったことあるの？Aさんと。」




月島「うん。一回ね。でも、その時のAさんはとても優しかった。」




灰羽「でもあの人は舞南を傷つけた。俺達は、何回も見てる！」




犬岡「そうです！皆さんも今日見たでしょう！」




田中「そうだぜ！ここに居る奴ら、皆見てる！」




海「舞南は、どうなんだ？」




舞南「わっ私は凄く、怖かった。優しいと思っていた先輩は、嘘だった(泣)」




琴石舞南は、Aに言われた通り評価を落とす。




清水「舞南ちゃん。泣かないで。大丈夫だから。」




西谷「舞南ちゃんもこう言ってるし、潔子さん達にも迷惑かかっちまうよ！」




及川「だよね…。なんで、クロちゃん達は問題あるって分かった時やめさせなかったの？」




黒尾「あいつが…最後の合宿くらい行かせろって言ったんだ。」




二口「でも、正直言ってめっちゃ怖いじゃないですか。マネちゃん達も可哀想ですよ。」




みんな口々に、不満を言いあった。




その結論は…




黒尾「もうあいつにかかわるな。」




ということだった。

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