本物の私【黒尾鉄郎】

本物３５ ページ37

貴方side

舞南ちゃんの紹介を軽くされて、練習が始まった。




黒尾「じゃあA、マネの仕事教えとけよ！」




貴方「うん。」




ごめんクロ、皆。舞南ちゃんも。迷惑かけるよ。




裏切るね。




舞南「よろしくお願いします！黒鐘先輩！」




眩しい笑顔。すごく純粋で、なにも知らない平和な子。




ごめんね。今から、傷つけるよ。




貴方「付いてきて。教えるから。」




舞南「はい！」




二人で水道へ向かう。その間に、会話はなかった。




貴方「まずは、スポドリ作り。」




まずは、水をかける。




貴方「ボトルに、水入れて…ごめん、舞南ちゃん。」




舞南「えっ？」




バシャン




私は、舞南ちゃんに水をかけた。




舞南「キャッ！」




そこで様子見てんの知ってるよ。皆。




だから今やったんだ。でも、出てくる気配ないね。だから、もう一押し。




ここからが、死神の力の発揮時だよ。

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