本物の私【黒尾鉄郎】

本物１３ ページ15

貴方side

鞄をもって外にでると、丁度みんなも出てきた。




黒尾「ウシ、みんなそろったとこで行くか。」




すまねぇ今から帰らんと。




貴方「あ、ごめん､今日ちょっと帰る。」




一同「は？」




やっぱりこの反応。研磨なんかゲームから顔上げちゃってるよ。




お陰でゲームオーバーだね。




黒尾「は？ちょっなんで？」




夜久「お、お前熱あんのか？だっだいじょうぶなのか？」




さすが夜久君。音駒のおかん。




貴方「あー、えっとその…あっ､しっ親戚！親戚のお婆ちゃんが亡くなって…。」




われながらのいい言い訳。ソレラシクエンギモデキタハズ。




とっさのことで、なんかないかと思ってたら「あっ」ていっちゃたからな。




うまくだまされるといいけど。




夜久「あ、そうか。じゃあ早くいってやれ。」




貴方「うん。ごめん。さっき電話あって…。じゃあ２日後位には戻ると思うから。」




黒尾「おう！じゃあな！」




貴方「皆頑張ってね。」




そういい残して私は帰った。




「またね」とか、じゃあなにたいして「うん」とはいわなかった。




ただ、頑張ってね…とそれだけ残した。




だって､明日私は生きている保証がないから。




今から戦場に行くから。私は、死と手をつないでいるようなものだから。

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終わり方がよくわからなくて雑。色々すみません！

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