本物１４６ ページ6
黒尾Side
夕食の時間。
もう
これまで通りとても豪華な食事が出される。
いつもだったら普通に喜んで食うけど…
今は無理だ。
周りの奴らは皆食べられそうにない。
気持ちわりぃ。
杏奈「皆さんどうされたんですか？食べないと元気出ませんよ！」
その言葉においうちをかけられる。
やっぱ食わないと駄目だよな。
俺は料理に手をつけようとした。
すると
貴方「はぁ…なんだこりゃ。こんなもん食えるわけないだろう。」
Aが食堂に入ってきた。
世亜「え、あ、すみません。すぐ片付けます。」
何もそんな言い方しなくてもいいじゃねぇかよ。
そう思いはするが喋る気力も出てこない。
貴方「幹部のはいい。そんで、不味そうとかそういう意味じゃないから。」
梢「じゃぁ、どういう意味ですか？」
貴方「こいつらにこの料理は重すぎる。ちょっと待ってろ。私が作ってくる。」
Aは気付いてくれた。
俺らが体調がすぐれない事を。
しばらくして目の前に出てきたのは。
貴方「出来たぞ。」
木葉「これ…」
天童「うどん。」
この一週間洋食だけだった。
今更ながら日本食がでてきてなんかうれしい。
澤村「いただきます。」
澤村がそう言うと、それぞれはしをとってうどんを食べ始めた。
俺も一口すする。
黒尾「うめぇ。」
涙がでた。
いろいろなことがごちゃごちゃしてて、なにもわからない。
悲しいんだか、嬉しいんだか。
貴方「そりゃよかった。おかわりいっぱいあるから。」
そう言ってAは食堂を出て行った。
俺達は夢中で食べた。
たくさんお代わりした。
いつもあんまり食べない研磨も、泣きながら食っていた。
Aが何者なのかもわからねぇ。
これからどうすればいいのかもわからねぇ。
俺がAを好きなのかもわからねぇ。
俺達はこれから先どう生きていけばいいんだ？
これから先、Aはどうするんだ？
たくさんの事が頭をよぎっていた。
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桜朱 - 真利奈☆さん» ありがとうございます！真利奈☆さんも気をつけてくださいね！ (2017年11月10日 22時) (
レス) id: 6f7a2e4a1d (このIDを非表示/違反報告)
真利奈☆ - 体調気をつけ下さいね！ (2017年11月10日 21時) (レス) id: 9b0ee30d9b (このIDを非表示/違反報告)
桜朱(プロフ) - なつさん» ありがとうございます！おもしろいといっていただけてとても嬉しいです。今後とも、よろしくお願いします。 (2017年10月26日 20時) (レス) id: 67c72a9317 (このIDを非表示/違反報告)
なつ - すごく面白かったです！この後の展開が気になってます。更新頑張ってください！！ (2017年10月26日 19時) (レス) id: 1a405fd683 (このIDを非表示/違反報告)
桜朱 - 海王星さん» ありがとう！いろいろ頑張ります！ふさぐ意味の方もよろしくね！ (2017年10月23日 13時) (レス) id: 6f7a2e4a1d (このIDを非表示/違反報告)
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