【戦国無双】私の家族【現パロ】【逆ハー】 (ページ8)

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5月･陸【小次郎】ページ8

小次郎視点
(あーあ、つまんないなぁ〜今日は武蔵が用事で部活に出ないし。木刀も取り上げられちゃったから、面白そうなことも無いし…あ)

昼餉を食べ終え、中庭の木の上で休んでいると僕の好きな人の匂いが近づいてくる。そして…

『小次郎先輩！宗矩先生からプリント預かってきました〜』
耳に心地よい高さの声で、ずっと聞いていたくなる発音で、ずっと傍に居ていてほしい人に名前を呼ばれる。

「Aちゃん、1人？柳生先生からのプリントって、部活のことでしょ？」
『はい！先生からのおつかいで…部活の備品についてです！お兄ちゃん達も忙しそうだったから、一人で来たんです』

木から降り、Aの隣に行くとプリントを渡しながら内容について教えてくれる。マネージャーとして剣道部に入ればいいのに、それか僕の…

「Aちゃんは暇？一緒にお団子食べよ。今朝、買ってきたんだ」
『良いんですか！？やったー！』

本当にカワイイ子……お団子に釣られて後ろを着いてくるAを撫でて、プリントを適当に制服にしまいAを抱っこする。

「あれ？また軽くなった？ちゃんと体重つけないと、濃姫先生に注意されちゃうんじゃない？」
『うっー、最近はおやつも多めに食べてるのに…』

勘違いかもしれないが、毎回抱っこする度にAが軽くなっているように感じてしまい、少し不安になる…ま、歩けなくなったら僕がずっと抱っこしてあげるけどね。
※彼の筋肉が発達してるだけ※

「大丈夫、僕がお団子いっぱい食べさせてあげるから」

僕好みに育てるっていうのも、アリだよね？