十三話 ページ14
A「はぁっ…はぁ……」
私は、看護師さんの手を振り払い、元来た道を走り出した
足がよろつくけど走り続けた
あれは、あの御守りは大切なの
絶対に無くしちゃダメなの
A「つい、た」
立に海に大きいあと付ける?あ、中学校はわかる
さっき来たところだ。多分
入り口であろう場所は、閉まっている。入れそうにない
??「あれ?君さっきの」
黒い服装に身を包んだ。男性
確か、警備員さんって言ってた
警備員「どうしたの?忘れ物?」
そう聞かれ私は、ブンブンと縦に首を振った
すると、警備員さんは笑顔で門を開けてくれた
A「ありがと、ございます」
警備員「いいよいいよ。用事が済んだらまた私に話しかけるんだよ。いいね?」
そう聞かれ私は、頷きで返答した。
そして、お辞儀をしたあと、あの時モジャモジャとぶつかった場所を目指して走り出した
警備員「元気だねぇ」
多分、そこで落としたんだ
テニスコート?だっけ?その辺りの草のとこに
A「ここだ」
ガサガサと草をかき分け探す
だけど、いくら探しても見つからなかった
ここだと思ったのに
モブ1「本当だって!見たんだって!」
モブ2「私服の女?」
A「…!」
誰かが、ここに来る
モブ1「そ!窓からだったけど、すげー可愛いかったの!なんつーか大和撫子、みたいな!」
モブ2「俺、ナンパに付き合わされてんの?」
モブ1「だって1人じゃ寂しーし。どうせ暇だろ?お前」
どんどん、足音が近づいてくる
私は、お姉ちゃんに「男には気をつけてね。A可愛いから襲われちゃうよ」と言われたことを思い出した
_"おそわれる?"_
_"そう、ガブーっと!"_
A「っ……」
サーっと血の気が引いたのを感じた
私は、とっさに草むらに身を潜めた
食べられる。食べられる
恐怖で震えていると、頭の上から声が聞こえた
「みーっつけた」
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作者名:けさし☆ | 作成日時:2021年4月2日 16時