番外編 ページ24
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海「ねえA〜、ケータイばっかいじらないでよ〜」
ケータイいじる私の腕に顔を押し付け上目遣いで見つめてくる彼
「えー、、やだ」
海「いじわる」
プクッとほっぺを膨らませて拗ねる姿もかわいい
海「Aの家Aの匂いする」
「私の家だもん、そらそうさ」
海「そっかあ」
「どんな匂い?」
海「Aの匂い！」
返答になっていない返しにふふっと笑う
こんなゆるーい毎日がずっと続けばいいのに
ﾌﾞｰ
とさっきからなり続けている私のケータイ
仕事の予定の連絡だろう
さっき置いたばかりのケータイをまた手にしてメールを開く
集合時間
仕事の内容
膨大な情報量に自然と顔が険しくなる
「いてっ」
海「そーんな怖い顔しなーいの」
両手で私の顔をパシッと挟みふにゃっと笑う海人
海人の笑顔を見てるとこっちまで笑ってしまう
これも彼の力
「また忙しくなるね、」
海「仕事場一緒なんだから会えないわけじゃないでしょ」
「でも、、」
次、2人きりでこうやってゆっくりできるのはいつなんだろう
そんなことを思う
海「俺と居る時は仕事のこと忘れて?」
「ん、ごめん」
海「わかればいいの」
そう言って、私のほっぺにキスしてきた
海「いつでもこうやってラブラブしてあげるから、ちょっとの間我慢ね」
こうゆうのもずるい
海「すきだよー」
「はいはい、」
海「あ、照れた? 照れたでしょ？」
「もーうるさいうるさい」
海「かーわいいーー」
彼といると調子が狂う
ソファに座る私の隣に腰を下ろし、ケータイを見始めた彼に
「すきだよ、ばーか」
耳元で囁いた
お人形みたいな大きな目をさらに大きくさせて、
目をぱちくりさせる彼
長いまつ毛が上下に動くのが見える
海「もっかい言って！！」
「ばーか」
海「そっちじゃなくて！！」
「ばーかばーか」
海「ねえ、A〜」
「絶対言わなーい」
海「えーーー」
わかりやすく落ち込むそんな姿も可愛くてついからかってしまう
一つ年上だけど年下っぽくて、でもやっぱお兄さんで。
そんな私の彼氏
世間にバレてはいけない秘密の恋は
まだ始まったばかりだ
終わり
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かれん(プロフ) - 0519namiさん» そんなこと言っていただけて嬉しいです！これからもよろしくお願いします！ (2019年2月9日 23時) (
レス) id: 1d5eab86c5 (このIDを非表示/違反報告)
0519nami(プロフ) - 凄く面白くて好きなお話です！続きのお話しを楽しみに待ってますので更新頑張って下さい！ (2019年2月9日 20時) (レス) id: 50354e6784 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：かれん | 作成日時：2019年2月8日 17時
