好きなものだけ。

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僕が熱を出してから6日目の夜。










明日は土曜日だし、仕事もないから勉強は翌日しようと思いいつもより早めに寝た。










でも夜中に熱が上がって、寝苦しくなって目が覚めた。











高熱に魘されながら、自分の荒い息遣いしか聞こえなくて急に寂しくなった。








でも、傍には誰もいなくて、当たり前だけどパパもママも帰ってこなくて、ただ寂しいだけなのに、涙が溢れた。













布団の中で、自分の熱い身体を、抱きしめた。













次に目を覚ましたのは日が昇ってからだった。










ちょうどSnow Manのグループメールの通知音がなった。








内容は、折角の休みだからみんなで出かけようとの事だった。








信頼するメンバーに嘘をつくのは心がいたんだけど、折角のオフを潰してほしくない。









そんな思いで、「テスト勉強するので行けないです。」と短い文を送った。










正直昨日の夜よりしんどくて、通知音に邪魔されたくないから、送ってすぐに、電源を切って寝た。

3→←すのラウ

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