Re:Re:《6》

♯294 ページ44

壱馬｢そういうの、一番嫌いやねん｣


A｢……そうですか…… ｣


壱馬くんが何故か怒ってて、慎は壱馬くんの機嫌を取るのに必死になってる

あ…………慎を取られたと思ってる？
さすが私のライバルなだけあるなぁ


樹｢結局さぁ、まこっちゃんこっち来ても壱馬さんが独占してるよね｣


A｢それで壱馬くんの機嫌が良くなるならいいよ(笑)｣


結局、慎はずっと壱馬くんにべったりで、私は樹くんと話してた


慎｢A、ごめん……｣


A｢壱馬くんが笑ってたから、良かった(笑)｣


壱馬｢慎……帰るん？｣


慎｢Aが明日仕事なんで帰ります｣


壱馬｢……そっか｣


A｢ねぇ、壱馬くん寂しそうだよ？私先に帰るから壱馬くんに付き合ってあげて(笑)｣


慎｢や、いいよ。Aと帰る。ずっと構ってあげられなかったし｣


A｢帰って来てから構ってよ(笑)先に帰るね(笑)｣


慎｢………うん……あ……樹さん……｣


樹｢分かってる、途中まで送るよ(笑)｣


慎｢お願いします(笑)｣


何人かは帰ったけど、ほとんどの人が2件目に流れてった


A｢ごめんね……タクシー乗るから大丈夫ありがと(笑)｣


樹｢じゃあ……タクシー乗るまで(笑)｣


アプリで呼んだら早いのに、樹くんはちょっと歩いて探そって言った


樹｢藍子さんって、どうなんだろね？……正直どう思った？陸さんと藍子さんが並んでるの見て｣


A｢……さっきね、本当はちょっとだけ陸くんと話してたの。私はちょっと外の空気が吸いたくて、陸くんは本当に仕事の電話してて｣


樹｢そうだったんだ(笑)でもさっき、知らないって言ってなかった？隠す理由があるって事？｣


A｢やっぱり……藍子さんには知られたくないってのがあるから。聞かれたら答えるけど、こっちから昔付き合ってたんだよねーって言うのは違うかな……って｣


樹｢まぁ、そうだね｣

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