Re:Re:《6》

♯285 ページ35

慎に誘われて、メンバー飲み会に少し顔を出した

陸くんの時はあまり知られてなかったけど、慎が個別にご飯を食べに行く時に挨拶させてくれたりして、ほとんどのメンバーと普通に話せるようになってた。翔平さん以外は


翔平「お陸さんの彼女、スペック高そ〜」


慎「そうですか？俺、分かんないです。興味無いし」


翔平「絶対わがままとか言わない自立した大人の女性って感じ。の中に、包み込んでくれそうな菩薩のような○△□×……」


あからさまに私に嫌味を言ってますか？
翔平さんの動きや言葉にいつも落ち込む


樹「まこっちゃん遅かったね」


慎「旅行で持って行く物の買い出しに行ってたんです(笑)買いすぎて一回荷物置きに帰ってました(笑)」


樹「あー、旅行行けるんだね(笑)」


A「慎が頑張ってくれたの(笑)｣


樹「良かったね(笑)」


A「うん(笑)あ、慎、壱馬くんが呼んでるよ」


慎「ちょっと一瞬壱馬さんとこ行ってくる(笑)」


壱馬くんの所に行って、すぐ帰って来れると思ってる？
離さないよ？壱馬くん


A「ねぇねぇ、陸くんの彼女に挨拶した方がいいと思う？｣


樹「無視するのも不自然じゃない？」


A「そうだよね(笑)」


樹「気まずい？気になる？｣


A「気まずくは無いし、気にもならないよ(笑)｣


樹「でもさ、挨拶した方がいい？って聞くってそういう事じゃない？だって、普通あの人に挨拶したらいい？とか聞く？聞かずに挨拶するよね」


A「それ、極端(笑)…別にそういう意味じゃないけど…陸くん的には…」


樹「元カノってバレるのが怖い？意識してるよそれって(笑)」


意識？してないよ？
ただ、元カノって存在は私の中では厄介で嫌な存在だから

私がその立場になるのが、怖いのかもしれない……

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