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攻撃的な瞳ではない事に､少し安堵する｡
むしろ､今にも泣き出しそうなソンジョン君は
自分の拳を､ぎゅっと握りしめて｡
SJ｢…僕は…おかしいですか…？｣
そんな事を聞いてきた｡
｢…考えは､普通じゃないわ｣
そう答えれば
ソンジョン君は､少し眉を寄せ､俯く｡
暫く沈黙が続く｡
その沈黙を破ったのは､ソンヨルだった｡
SY｢姉さんと､お前の母親は…何か接点があったのか？｣
小さく揺れる､ソンジョン君の肩｡
SJ｢どうしてそれを…？｣
SY｢調べた｣
SJ｢……………｣
少し考えたように､間があいて｡
ソンジョン君は､やっと口を開いてくれた｡
SJ｢僕は､母が大好きでした｡
父は､仕事でいつも家に居なくて
兄弟も居ない僕は､とても孤独な思いをしていました｡
そんな僕の心の支えになっていたのは､母でした｡
いつも笑みを絶やさず
僕の我が儘を優しく受け止めてくれていた｡
けれど…母は
僕を愛してはくれていなかった｡｣
徐々に震え出す声は
彼の中の痛みを思い出し､崩れそうになっている事を教えてくれた｡
SJ｢母はいつだって､僕の望む物を買ってくれた｡
けれど､それはただの建て前で…
"お前は愛されてる｡こんなに何でも買ってあげているんだから"
って…母に言われて｡
愛してあげたって言う､ただの母の自己満足だったんです｡
なんでも買ってあげる事が､愛情表現だと｡｣
ズキン｡
胸が､痛くなる｡
SJ｢そんなものが欲しかったんじゃない｡
僕は…ただ､抱きしめられたかっただけだ…
目に見える愛じゃなくて
見えなくても分かる愛が欲しかった｡
僕だけ､僕だけを愛してほしくて｡
そこで､考えたんです｡
一度､母の記憶を失わせる事が出来れば
またやり直す事が出来る…｡
もしかすれば､ちゃんと愛をくれるかもしれない｡
…母をビルから突き落とそうとした時
母は､僕を睨んで言ったんです｡
"貴方の事なんて一度も愛した事はなかった"
ビルから落ちた母は､そのまま死にました｡
…おかしいですか…？
それでも…僕は誰かに愛されたいと思ったんです｣
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もりな(プロフ) - 面白いです！！更新楽しみにしています！ (2015年8月24日 21時) (
レス) id: e86cc25029 (このIDを非表示/違反報告)
凛(プロフ) - きゃー☆デヒョナ出た〜(^.^)しかも、惚れられてる〜にやけますな（笑）ソンギュとラブラブもしたいですが、デヒョナと出来ればヨンジェ←私が好きなだけですが。ともちょっとラブラブ？出来たら爆発する位に嬉しいですm(__)m (2013年10月20日 23時) (レス) id: e95aa6cd48 (このIDを非表示/違反報告)
まりぎゅ(プロフ) - 久しぶりの更新、すっごく嬉しいです〜^^ あれ、 軌螺さんもしかしてもしかすると、びえぴも好きですか…？前々から思っていたのですが（笑）更新待ってます！と言うとなんだかプレッシャーになりますかね？なので、マイペースに更新お願いします！にしておきます♪ (2013年10月16日 1時) (レス) id: 8a032f37b3 (このIDを非表示/違反報告)
うるるん♪(プロフ) - 更新ありがとうございます!!! ずっと待っていました♪ 会社行く前に、元気をもらいました(^w^) (2013年10月15日 7時) (携帯から) (レス) id: d51b889971 (このIDを非表示/違反報告)
おにゅにゅ(プロフ) - めっちゃめっちゃ更新待ってました(*∩ω∩)これからも楽しみにしてます(*^^*)応援してます♪ (2013年10月15日 1時) (レス) id: e6f2f48428 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：軌螺 | 作成日時：2013年2月16日 21時
