page_119 ページ19
.
SK｢好きって………アイツ……Aを好きって…｣
ドンウからの思わぬ告白に､ワナワナ震えるそんぎゅ｡
｢…妬かないで??私だって初めて聞いたんだから｣
SK｢………A､顔赤くなってた｣
｢だっ…そんなの不可抗力よ…！｣
SK｢ドンウに告白されて嬉しいんだ？｣
｢誰だって告白されたら嬉しいよ｡けど､私が好きなのはそんぎゅだけよ？ドンウはそれを知ってる｡｣
SK｢………｣
そんぎゅは､じぃーっと私の目を覗き込む｡
まるで､｢証拠は？｣とでも聞くみたいに｡
｢…我が儘｣
SK｢何とでも言え｣
顔がゆっくり近づき
そんぎゅの瞳が私の唇へと視線を変える｡
…あ､キスされる｡
受け入れようと､目を閉じる｡
近くにそんぎゅの吐息を感じて
唇が触れ合おうとした瞬間｡
ピリリリ､と､けたたましく鳴る私の携帯｡
ビクッと体を揺らし､そんぎゅが離れて
確認をすれば…
｢従兄弟から電話なんだけど…｣
SK｢…出れば｣
｢ごめんね｣
不穏な空気が流れる空間で
完全にそんぎゅを怒らせた…
と思いながら､恐る恐る電話に出た｡
｢ヨボセヨ？｣
『はろーヌナー､とうとう彼氏が出来たんだって？』
｢…デヒョナ､何処で聞いたの｣
『ヨルヒョンから｡笑』
｢はぁ…ばか｣
『いいじゃんいいじゃん､ヌナもリア充の仲間入り〜』
ククッと電話口から楽しそうな声が聞こえる｡
デヒョンは､私の五つ下の従兄弟だ｡
釜山男子のデヒョン｡
生まれ持った美しい顔と綺麗な歌声で､B.A.Pと言うアイドルグループとして活動している｡
『はぁ､久しぶりにヌナに会いたいなぁ〜｡仕事やだ…疲れた』
｢お仕事大変ね…私も会いたいよ｡時間があったらご飯でも行こうか??ヌナが奢るよ｣
『行く｡マネに聞いてスケジュール確認する｡約束したからな！』
｢はいはい｡笑 …とゆうか仕事は??今忙しいんじゃないの？｣
『うん｡これから雑誌の撮影がある』
｢ならホラ､準備あるでしょ…電話終わるよ｣
『ん…じゃあね｡サランヘ』
｢はいはい､サランヘ｣
言って､電話を切ってから気付いた｡
…今私…
そんぎゅの前で｢サランヘ｣とか言っちゃった…←
隣には､あさっての方向を向いて
目付きが悪くなっているそんぎゅが居た｡
.
.
.
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 483人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「K-POP」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
もりな(プロフ) - 面白いです！！更新楽しみにしています！ (2015年8月24日 21時) (
レス) id: e86cc25029 (このIDを非表示/違反報告)
凛(プロフ) - きゃー☆デヒョナ出た〜(^.^)しかも、惚れられてる〜にやけますな（笑）ソンギュとラブラブもしたいですが、デヒョナと出来ればヨンジェ←私が好きなだけですが。ともちょっとラブラブ？出来たら爆発する位に嬉しいですm(__)m (2013年10月20日 23時) (レス) id: e95aa6cd48 (このIDを非表示/違反報告)
まりぎゅ(プロフ) - 久しぶりの更新、すっごく嬉しいです〜^^ あれ、 軌螺さんもしかしてもしかすると、びえぴも好きですか…？前々から思っていたのですが（笑）更新待ってます！と言うとなんだかプレッシャーになりますかね？なので、マイペースに更新お願いします！にしておきます♪ (2013年10月16日 1時) (レス) id: 8a032f37b3 (このIDを非表示/違反報告)
うるるん♪(プロフ) - 更新ありがとうございます!!! ずっと待っていました♪ 会社行く前に、元気をもらいました(^w^) (2013年10月15日 7時) (携帯から) (レス) id: d51b889971 (このIDを非表示/違反報告)
おにゅにゅ(プロフ) - めっちゃめっちゃ更新待ってました(*∩ω∩)これからも楽しみにしてます(*^^*)応援してます♪ (2013年10月15日 1時) (レス) id: e6f2f48428 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：軌螺 | 作成日時：2013年2月16日 21時
