善逸ノ兄弟子 ページ14
昨日更新無くてすみません...忙しかった上にアニメで柱が出て「ひぇっ」ってなってました。余韻が凄い...
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「騙してたみたいになってごめんね!でも、私は禰豆子ちゃんが大好きだし炭治郎の事も鬼殺隊として認めてるから!」
「分かってる、ありがとうA」
炭治郎が優しい笑みを浮かべる。良かった、炭治郎に責められることは無いと分かっていたけど、それでも騙してるみたいで心苦しかったから...
...あれ?そう言えば...
「炭治郎さっきはなんで驚いてたの?私が18歳なのも柱なのも知ってたよね?」
「あぁ...8年も鬼殺隊に居るのかと驚いてしまってな...。つまり、Aは10歳の時に鬼殺隊に入ったのか?」
「そーゆーこと!まぁ修行を始めたのも早かったし、師匠の期待にも応えたかったからね!」
そう言えば、最初の方はちょくちょく帰ったりしてたけど最近忙しくて手紙しか送れてないな...また近いうちに会いに行こう。今はまだ安静にしなきゃいけないし...。
...ここに長居するのも良くないのでは?早めに屋敷に帰ろう...
「それじゃ、ちゃんと休んでね!私はもう帰るから!」
「あぁ!Aも安静にな!」
「...あっ!待ってA!」
善逸に呼び止められて足を止める。後ろを振り返り善逸を見ると、善逸は傍らに置いてある手紙を見ていた。何を聞かれるのか察し、口元が緩む。
善逸は口を開けたり閉じたり、落ち着きのない様子だったが一度深呼吸をして私の方を見た。
「俺の兄弟子...獪岳から急に手紙の返事が来たんだ。内容は相変わらず酷い言葉ばっかりだったけど...でも、俺の事...少しだけ認めてくれてた」
そっか...善逸は獪岳に手紙を書いていたんだ...。あの獪岳が返事を書いて、しかも善逸を少しだけとはいえ認めていると本人に伝えた。
これは、良い進歩なのではないだろうか。
「獪岳が、柱の人について書いてたんだ。女で、自分より小さくて...見た目は到底柱のように風格のあるようには見えないけど実力はある女。その人のおかげで少しは素直になれたんだって」
待って、待って。獪岳そんな事書いてんの?いや、多分善逸の解釈も混じってるからそこまで直球には書いてないだろうしもっと悪口多いだろうけど...そっか。
善逸が、私の目を見ながら笑顔を浮かべた。
「この柱の女の人って...Aのことでしょ?」
獪岳は、そこまで私のことを認めてくれてたんだ。
「兄貴を変えてくれて...ありがとう」
凄く、嬉しい
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なぎ(プロフ) - 更新楽しみに待ってます…‼ (2022年8月14日 15時) (レス) @page42 id: c7ded9271f (このIDを非表示/違反報告)
ゆき(プロフ) - 更新待ってます…応援しています!頑張ってください!! (2022年5月25日 23時) (レス) @page42 id: ef64ea2517 (このIDを非表示/違反報告)
しらこのり - 更新ずっと待ってます 再開して欲しい… (2022年1月15日 11時) (レス) id: 573692b408 (このIDを非表示/違反報告)
人類のようなナニカ - コメント失礼します。この作品本当に大好きで、読み進めるのが楽しくて楽しくて仕方がないです!応援しています!!!!更新頑張って下さい! (2022年1月7日 19時) (レス) @page42 id: 60efa73c00 (このIDを非表示/違反報告)
栞乃(プロフ) - 投稿楽しみにしてます! (2021年12月31日 18時) (レス) id: 8c5f3cdf03 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:杏 | 作成日時:2019年8月20日 14時