46 ページ47
「炭治郎おはよう」
扉を叩き炭治郎のいる病室に入る。
「A!おはよう!」
お日様みたいな眩しい笑顔で出迎えてくれた。
私は昨日の出来事を炭治郎に話した。
「玄弥と不死川さんが…玄弥相当嬉しかっただろうなぁー!」
まるで自分の事のように喜ぶ炭治郎を見て、思わず頬が緩む。
楽しそうに話を聞いてくれていた炭治郎が、急に真剣な表情になった。
「炭治郎?どうかした?」
「ここで言うべき事じゃないと分かってるが、言わせて欲しい事があるんだ」
妙に緊張した様子。
なんだろう…と少し不安になりながらも、炭治郎の言葉を待った。
「A。君を幸せにすると誓うよ。だから…俺と結婚してくれないか?」
予想してなかった言葉に驚き、開いた口が塞がらない。
でも答えは決まってる。
「ふつつか者ですが、よろしくお願いします」
────────
「き、緊張するな……」
結婚してくれないか?と言われてから、
機能回復訓練を終え、任務に復帰した炭治郎と実弥様の家に向かっている。
私と炭治郎は左手の薬指に指輪をはめている。
炭治郎は私の指を見て、
「あとは不死川さんの許可を得るだけ……」
と言いながら百面相していた。
今も隣を歩いているが顔が凄いことになってる。
緊張してるのか笑顔がひきつってる。
炭治郎の頬をつつきながら歩いていたら、とうとう実弥様の家に着いた。
私はいつも通り大声で実弥様を呼ぶ。
「実弥ー!!帰りましたー!!」
そしていつも通り怒られる…と思いきや、
「おゥ、待ってたぞ」
と真剣な表情で出迎えてくれた。
574人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「鬼滅の刃」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ぴぴぴっぴ(プロフ) - あずさん» コメントありがとうございます!更新速度遅くてすみません…ありがとうございます!これからも頑張ります! (2020年3月19日 17時) (レス) id: dbc2e96e26 (このIDを非表示/違反報告)
あず(プロフ) - 更新される度いつも楽しく読ませて頂いてます!これからも応援してます! (2020年3月15日 0時) (レス) id: 132f2adf1a (このIDを非表示/違反報告)
ぴぴぴっぴ(プロフ) - 好きぴっさん» コメントありがとうございます!こういうジェットコースター並の急展開が好きなので…笑テストが終わったのでたくさん更新出来ますよ! (2019年12月12日 21時) (レス) id: dbc2e96e26 (このIDを非表示/違反報告)
ぴぴぴっぴ(プロフ) - 澄葉流さん» コメントありがとうございます!雅継(まさつぐ)くんですね!怒りを静めてくださいいい!笑 (2019年12月12日 21時) (レス) id: dbc2e96e26 (このIDを非表示/違反報告)
澄葉流(プロフ) - 漢字読めないけどあの隠しの野郎許せねぇ!(口悪くてすいません) (2019年12月12日 19時) (レス) id: 1c36a56f8b (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ぴぴぴっぴ x他1人 | 作成日時:2019年11月25日 22時