【鬼滅の刃】元風柱の継子様は堅物デコ真面目に溺愛される

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実弥様に髪を拭いてもらい、



お皿などの片付けをした。



実弥様は私と玄弥様に寝るよう言ってからお風呂に向かった。



私は玄弥様をお部屋に案内し、縁側に腰掛けた。



実はここ数日、考えていた事があった。



それを実弥様に聞きたい。



今更聞くのもどうかと思う事なんだけどね…









。









「おィ、A。寝てろって言ったろ？こんなとこで何してやがんだァ」





「実弥様を待っていました」









はァ…とため息をつきながらも、









「なんかあったかァ？」









と、私が話したい事あるというのを察してくれた。



これだから実弥様は……



まあ、そんなことは置いといて話をするとしよう。









「実弥様。継子とはなんですか」





「は？今更なんだってんだァ」





「やっぱりそう言われると思いましたよ……」





「お前も継子とるのかァ？」





「いいえ、そんな事私にはまだ早いです」





「じゃあ、なんだ」





「継子というものを教えてください」





「鬼殺隊の最高位剣士である柱あるいは、元柱にその才覚を見込まれ、次期柱として直々に育てられる若輩の隊士の事だァ。


これでいいか？｣





「はい、ありがとうございます」





「で？何が言いてェんだ？」





「私は……私なんかが実弥様の継子で良かったのでしょうか……」

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