【鬼滅の刃】元風柱の継子様は堅物デコ真面目に溺愛される

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「とりあえず、炭治郎と話してあげてね！」









そう言って我妻くんは帰った。



なんで私が謝らなきゃいけないの…



元はと言えば炭治郎が悪いのに…



はぁ…とため息をついた。



猫を撫でていると鎹鴉が戻ってきた。









「おかえり。早かったね？」


「実弥様ガ返事早ククレタカラ！」


「そっかそっか。ありがとう」


「休憩ー！」









私は傍らに鎹鴉、膝上に猫を乗せ、



実弥様の手紙を読む。









『お前は駄目と言っても聞かないから好きにしろ』








この一言だけだった。



さすがは実弥様。



私の事をよく理解してらっしゃる。



実弥様の許しも出たので、早速家に向かおうと思う。



でもその前に炭治郎の所へ行く。



これは決して謝りに行くとかではない。



ただ怪我人が大人しく寝ているか確認しに行くだけだ。



起きてたら叱らなければ。



そう考えながら、猫と鎹鴉を抱き上げ、炭治郎の病室へと向かう。









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「夢主と炭治郎のデート」


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