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「ふふっ、もふもふで可愛いね」
「みゃう」
「あ、こら。この鈴はダメ」
「みゃー」
「これは大事な物なの。君には私が選んできてあげるから」
「にゃう!」
やだ何あれ可愛い。
俺は手で口を押さえて、曲がり角から縁側を見ていた。
どうしてこうなったかと言うと、
数分前──────────
炭治郎は薬飲んで寝ちゃったから、そろそろ帰ろうと思って病室を出て廊下を歩いていたら、
何処からか猫の鳴き声が聞こえた。
迷い猫かな?
ちょっと気になるから行ってみよ。
鳴き声のする方へ歩いていくと、
聞き覚えのある声も聞こえてきた。
それは炭治郎が溺愛している、Aちゃんだった。
え、猫と戯れてるの?
可愛い子がそんな可愛い事していいの?
というか炭治郎!!
なんでお前こういう時に限っていねぇんだよ!
馬鹿炭治郎!!
このまま見ているのはさすがに良くないので、その場を離れようとしたら、
「我妻くんいるんでしょ?」
と、どうやら気配で俺がいる事を気づいたらしい。
心の中が荒ぶりすぎて気配にまで気が回らなかった…
俺は大人しくAちゃんの隣に座った。
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ぴぴぴっぴ(プロフ) - あずさん» コメントありがとうございます!更新速度遅くてすみません…ありがとうございます!これからも頑張ります! (2020年3月19日 17時) (レス) id: dbc2e96e26 (このIDを非表示/違反報告)
あず(プロフ) - 更新される度いつも楽しく読ませて頂いてます!これからも応援してます! (2020年3月15日 0時) (レス) id: 132f2adf1a (このIDを非表示/違反報告)
ぴぴぴっぴ(プロフ) - 好きぴっさん» コメントありがとうございます!こういうジェットコースター並の急展開が好きなので…笑テストが終わったのでたくさん更新出来ますよ! (2019年12月12日 21時) (レス) id: dbc2e96e26 (このIDを非表示/違反報告)
ぴぴぴっぴ(プロフ) - 澄葉流さん» コメントありがとうございます!雅継(まさつぐ)くんですね!怒りを静めてくださいいい!笑 (2019年12月12日 21時) (レス) id: dbc2e96e26 (このIDを非表示/違反報告)
澄葉流(プロフ) - 漢字読めないけどあの隠しの野郎許せねぇ!(口悪くてすいません) (2019年12月12日 19時) (レス) id: 1c36a56f8b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ぴぴぴっぴ x他1人 | 作成日時:2019年11月25日 22時