【鬼滅の刃】風柱の継子様は堅物デコ真面目が嫌い

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「この時間だしまだ会議始まってないよね…」









会議始まる前に届けられますように。



と心の中で祈りながら屋敷に入った。



あれ？お部屋にはいない…



まだ皆さん集まってないのかな？



うーん………



お庭の方にまわってみようかな。



蜜璃ちゃんがいるかもしれない！



そう思いお庭へ向かっていると、



話し声が聞こえてきた。



やっぱり皆さんお庭にいたんだ！









「────さい！！」









ん？何か揉め事？



でも柱で声を荒らげる方なんていたかしら…



私はもう一度耳をすまして聞いてみる。









「その傷だらけの人に禰豆子を刺した分だけ、頭突きさせてください！！」









この声には聞き覚えがある。



私の大嫌いなやつだ。



そして顔が傷だらけの人というのは、



我が師範の実弥様の事だろう。









「その頚、切り落としてやる」









私の藤色の日輪刀は抜かれ、



竈門炭治郎の首横で太陽に照らされて鋭く光っている。

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