【鬼滅の刃】風柱の継子様は堅物デコ真面目が嫌い

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夜が明けるとすぐに藤の家紋の家を出た。



ひささん、私の我儘聞いてくれてありがとう。



今度お詫びとしてお菓子を送ろう。



これも竈門炭治郎のせいだ。



心の中で悪態をつきながら、



家へと帰った。









ただいま戻りましたぁぁ！！！



と着いたのは8時近くだった。









「早かったな」


「事情がありまして、早く帰ってきました！」


「事情？」


「あのですね！」









そこで私は、最終選別から帰ってきた日のように、



竈門炭治郎に対する愚痴を言った。









「という事があって帰ってきました！」


「お、おう」


「あぁぁぁぁ！思い出すだけでも腹立たしい！実弥様！稽古をつけてください！！」









その後は、



2時間ほど稽古をつけてもらった。



おかげで体がボロボロだ。



でも私は、



実弥様と稽古が出来るこの時間が1番好きなので、



いつの間にか怒りは治まっていた。

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