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いつの間にか朝になっていた。
太陽が昇っている。
暖かい陽の光を浴びようと窓に近づいた。
とても暖かかった。
「(暖かい…)」
?
「(あーあー)」
おかしい。
声を出しているのに出ていない。
昨日までは声は出ていた。
なのに今は出ない。
出ないどころではない。
声を出しているのに鈴の音が聴こえる。
気を落ち着かせるためにピアノへ向かう。
こちらは陽の光が当たらない。
「なんで声が出ないんだろう…!?」
今度は声が出た。
紛れもない自分の声だ。
もう一度窓に近づく。
「(あーあー)」
鈴の音がする。
どうやら私は陽の光に当たると、
声が出なくなる。
声の代わりに鈴の音になる。
面倒な体になってしまったみたいだ。
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作者名:ぴぴぴっぴ x他1人 | 作成日時:2019年11月8日 0時