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「善逸…」


「あ、炭治郎…」









俺達はしばらく黙っていた。





先に炭治郎が話し出した。









「俺はAの事が好きだ」


「俺もAちゃんの事が好き」








俺達はお互いの顔を見て笑った。








「まさか好きな相手が被るとは思ってなかったよ。

だからと言って俺は、大人しく身を引く事はしないからな。正々堂々と勝負をしよう善逸」







「うん。勝負をしよう炭治郎」









そう言い、あの町へ俺達は走った。

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作者名:ぴぴぴっぴ x他1人 | 作成日時:2019年11月8日 0時

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