Summer Memories. (ページ4)

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顕嵐side

.

ちひろ「Aのこともっと知りたいしさ、
顕嵐ん家行こうよ！」

顕嵐「何で俺ん家なの！？」

ちひろ「だって～ね～怜央～」

長妻「ね～佐島ちゃん～」

「えっ、…私は、どこでも…」

ちひろ「きゃー、かわいいー！」

佐島が来てからちひろのテンションが

高かったのは女の友達が出来たからなのか。

ちひろ「あー！やっぱり恋する乙女は
かわいいですな～」

「ちょっ、ちひろ！」

ちひろ「ははっ、ごめんごめん」

俺なしの3人でさ、絶対なにか企んでるよね。

怜央とちひろに隠しごとされるなんて

初めてだ。

…そっか、佐島はちひろのこと呼びすてなんだっけ。

…俺も顕嵐って呼ばれたい。

その願いが叶うのはそう遠くないのかな。

あいつの顔をちらっと見れば

目が合って微笑んでくれるし。

脈ありってやつか？

気がないのは絶対ないよな。

気がないならすぐ分かるだろうし。

期待しても、いいよね？

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