パーフェクトフレンド (ページ10)

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友情ページ10

廉side

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廉「最近あいつら、おかしくないか？」

怜央「あいつら？」

麻衣「顕嵐とA？」

廉「せーかい」

今までなら俺らが輪の中に入れんくらい

仲良うしてた時もあって。

2人は中学から知り合った俺らと違って

幼馴染っていう関係で結ばれてる。

でもここ1週間程、話すどころか、

一緒にいることも見いひんくなった。

飛鳥「…確かに、最近一緒にいるとこ見ないかも」

廉「せやろ？」

怜央「2人も2人でさ、話したくない時とか
あるんじゃない？」

麻衣「そうだと思いたいけど
1週間も話してないとねぇ、」

やっぱり、同じこと思っとったんか。

…なぁ顕嵐、A、何があったん？

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放課後。

Aを麻衣と2人で引き留めて。

麻衣「A、顕嵐と最近話してないけど、
何かあった？」

廉「喧嘩したんか？」

小さく首を振るA。

じゃあ何やっちゅうねん。

麻衣「顕嵐に近付くな、って女子に脅された？」

またしても首を振る。

「…らんに、………れた」

廉「…え？何つった？」

「…顕嵐に、告られた」