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「じゃあ、舞踏会に行くとして、あれある?かぼちゃ」
『ええ、かぼちゃ??何の用途に使うんすか⋯⋯。まぁありますけども』
そう言って乙夜にかぼちゃを渡すと、乙夜はなにか落書きをし、蜂楽にそれを渡した。
「これをね〜、ん"っふぉっ、⋯⋯出来たー!」
そう言って蜂楽が見せてきたのはぐっちゃぐちゃになったかぼちゃ。蜂楽が割ったのだ。割れたかぼちゃをみて、二人でいぇーい!と言いながらハイタッチをしている。
え、これなに??と言いながら二人を見れば、よく見てよ、と言われ、見てみると、左右に同じ形で穴が2つずつ開かれており、凹んだ部分は、馬車を操縦するために座る部分で、ぐちゃぐちゃになった中身は、中に座れるようにとの事だ。
それを手でやってしまう蜂楽。どっから来たのその才能。
『それはそうと、このかぼちゃでどうやって行くんですか?』
「俺の知り合いに、魔法使いがいるんだ」
『ええ、なにそれめっちゃ怪しい』
「呼んであげるね」
乙夜がスマホを取りだし、魔法使いさんに電話をかけている。1コールで出た魔法使いさんこと、烏 旅人はすぐに来て、自己紹介をしてくれた。
「やっと出番やわ。って事で、何色のドレスがええ?」
『えっと、じゃあ、紫で』
「りょーかい、ほな魔法かけるでー」
魔法使い烏くんが魔法のステッキのようなものをAに向けて振ると、プリンセスラインの淡い紫色のドレスになった。所々レースがかっているところがあり、可愛さの中にも、美しさも感じられるドレスだ。
そして、かぼちゃにもステッキを向け、ステッキを振ると、かぼちゃも大きくなり馬車の形になった。
『わー!凄い!!!え??めっちゃ可愛い!!ちょっと、乙夜!!写真撮って!』
「行くよー、はいチーズ」
『ねぇ、本当に可愛いんだけど。魔法最高過ぎ!』
「はいはい、もう進まへんから。早く乗りぃ。蜂楽も、もう出発する準備しとるで?」
烏にそう言われ、蜂楽を見て見たら馬車を走らせようとしている。馬も魔法で出せるなんてすごいなぁ。
よくよく考えれみてば、ブルーロックの資金が原因でこうなったのだ。それに、ホログラムにお金をかけたのなら、これくらいは出来て当然だろう。ブルーロックマンを機能させる技術があるのだ。馬を出すくらいは出来るのだという絵心理論。
流石としか言えない。現代の技術は凄いなぁ〜なんて思ってみても、大規模なプロジェクトを動かしているだけでも凄いだろう。
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渡月(プロフ) - アルです!\(●°ω°●)/さん» 待ってていただけて嬉しいです!(*ˊᵕˋ*)੭ ੈ❤︎ ゆっくりではありますが、更新頑張っていきますので、これからもよろしくお願いします! (2023年3月13日 23時) (レス) id: b05dbf39f9 (このIDを非表示/違反報告)
アルです!\(●°ω°●)/(プロフ) - 更新ありがとうございます!!楽しみにしていました(* 'ᵕ' )☆ (2023年3月13日 17時) (レス) @page10 id: f6a6e363df (このIDを非表示/違反報告)
渡月(プロフ) - アルです!\(●°ω°●)/さん» ありがとうございます!!頑張って更新していきます!!赤ずきんですね!!了解しました!!!ギャグ詰め込みまくって頑張ります!! (2023年2月19日 23時) (レス) id: b05dbf39f9 (このIDを非表示/違反報告)
アルです!\(●°ω°●)/(プロフ) - 面白くてたくさん笑ってしまいました!!更新楽しみです!!シンデレラのシリーズが終わったら個人的に赤ずきんがみたいです笑(面白くなりそう…!)応援しています!! (2023年2月19日 22時) (レス) @page9 id: f6a6e363df (このIDを非表示/違反報告)
渡月(プロフ) - 結城詩埜さん» 笑って頂けて何よりです!!!楽しんで頂けて嬉しいです🫶これからも可愛い可愛いブルロキャラをの魅力を引き出せるように頑張ります!更新も頑張りますので、待っててください!! (2023年1月31日 21時) (レス) @page8 id: b05dbf39f9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:渡月 | 作成日時:2023年1月29日 12時