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毎日怒涛の毎日を過ごしているA。
そんな時、ある知らせが届きました。それは、お城の舞踏会への招待状です。お城の王子様の嫁を決める舞踏会でもありました。Aの家にも招待状が届き、母がそれを受け取りました。
「20才以下の女はみんなパーティーに出るようにって書いてあるな。良かったやん。二人共、ゆっきー王子様と結婚出来るかもしれへんで」
「あぁ、楽しみだな、七星」
「王子様に会うなんて、じょわじょわするっぺ」
その話を聞いてたAは、母に自分も舞踏会に出たいと言いだしました。
『氷織お母様、私も舞踏会に行きたいです。連れてってください』
「ん?行ける訳ないやろ。Aは留守番や」
『そこをなんとか、行かせてください!』
「駄目やな。それに、他の男に目移りするなんて、Aも阿呆やなぁ。さっさと僕にしとき」
『⋯⋯は???』
「かぁーっと!カットやカット!!!ちょっと、氷織何言ってん!?」
「なんや、折角いい所だったのに、よく吠えるカラスやなぁ、ほんまに」
「何がいい所やねん、ちっとも良くないわ。ほら、みんな見てみぃ、お前に殺意向けとるで?それに、お前は口説く側やなくて、虐める側やねん。分かったか?」
「アドリブありって言うたやん」
「原作に沿えって話やねん」
「うっさいカラスやなぁ、僕だって好きで意地悪な母役やってる訳やないねん。本当は王子様やりたかったねん」
「俺も王子様やりたかったねん」
「駄目やな、顔が王子様やないもん。僕の方が似合うで」
「まぁまぁ、落ち着け、才能の原石共よ。これは金稼ぎの為だ。氷織、いいアドリブだ。それに、Aのことに対する私情は、なるべく控えろ」
絵心の言葉に渋々了承した二人は、口喧嘩をやめて演技に戻った。
そして、先程のシーンからスタートする。
『お、お母様。私も舞踏会に行きたいです。連れてってください』
「駄目や。仕事せぇ」
『何でもするから、行かせてください』
「何でもするんやな⋯⋯?んじゃあ、僕と⋯⋯」
「っておい!氷織!!アウトやアウト!!やめぇ!!なんも進まんやろが!」
「うっさいなぁ、まだ何も言っとらんやろ。勘違い野郎やな」
「勘違いさせるようなこと言うお前が悪いねん。ほらみぃ、Aも目が死んどるやろが」
『⋯⋯アンリちゃん、辞めたいです』
「お願い、頑張って。そうしないとブルーロックが終わる」
『ひぇ〜〜〜、私の人生しゅーりょー』
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渡月(プロフ) - アルです!\(●°ω°●)/さん» 待ってていただけて嬉しいです!(*ˊᵕˋ*)੭ ੈ❤︎ ゆっくりではありますが、更新頑張っていきますので、これからもよろしくお願いします! (2023年3月13日 23時) (レス) id: b05dbf39f9 (このIDを非表示/違反報告)
アルです!\(●°ω°●)/(プロフ) - 更新ありがとうございます!!楽しみにしていました(* 'ᵕ' )☆ (2023年3月13日 17時) (レス) @page10 id: f6a6e363df (このIDを非表示/違反報告)
渡月(プロフ) - アルです!\(●°ω°●)/さん» ありがとうございます!!頑張って更新していきます!!赤ずきんですね!!了解しました!!!ギャグ詰め込みまくって頑張ります!! (2023年2月19日 23時) (レス) id: b05dbf39f9 (このIDを非表示/違反報告)
アルです!\(●°ω°●)/(プロフ) - 面白くてたくさん笑ってしまいました!!更新楽しみです!!シンデレラのシリーズが終わったら個人的に赤ずきんがみたいです笑(面白くなりそう…!)応援しています!! (2023年2月19日 22時) (レス) @page9 id: f6a6e363df (このIDを非表示/違反報告)
渡月(プロフ) - 結城詩埜さん» 笑って頂けて何よりです!!!楽しんで頂けて嬉しいです🫶これからも可愛い可愛いブルロキャラをの魅力を引き出せるように頑張ります!更新も頑張りますので、待っててください!! (2023年1月31日 21時) (レス) @page8 id: b05dbf39f9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:渡月 | 作成日時:2023年1月29日 12時