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「Aちゃん、おはよう。
お休みなのに、ごめんね」
『いえいえ、ちょうどお暇してたので
タイミングバッチリでしたよ』
顔の横にOKサインを作り、
微笑みながらそう応える
『ところで、マキマさんが仰ってた新人って』
誰ですか?と聞こうとした時、扉が
勢いよく開いたと同時に振り返ると
見ない顔がいた
『どちら様?』
「先輩が金魂の悪魔に玉襲われました」
「嘘です、こいつの嘘です」
金玉の...悪魔...?
よっぽど痛かったのか
アキくん顔色が良くない
「ふーん__で、どう?仲良くできそう?」
「全っ然」
「こいつクズですよ__」
「仲良くできそうでよかった」
まるでコントを見てる気分
気を抜いたら笑ってしまいそう
「Aちゃん、紹介するね
彼はデンジくん、さっき話してた新人だよ」
『あぁ彼が__』
まあ、この流れからしたら
彼が新人ってことは
誰でも分かるだろう
次は私の番
『私は山田Aっていうの
これからよろしくね
デンジくん』
そう放つとデンジくんは
じーと私を見つめてくる
「すっすっげぇ美人ッスね!彼氏とかいるんすか?」
突然そんなことを言い出すから
少しビックリする
『彼氏はいないよ』
デンジくんは少し意外そうに私を見る
実は私彼氏1回もできたことがないんだよね
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狐闇 りゅーな(プロフ) - あの、すいません!オリジナルフラグが切られてないので違反になってしまいますよ! (2021年11月13日 12時) (レス) id: fcd47eb87d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Yさん | 作成日時:2021年11月2日 12時