３話 ページ4
屋上を出て階段をおり教室までの道のりゆっくりと歩きながらさっきあった出来事について考える
今まで自分のことを誰かに話そうと思ったことは一度もなかった
誰かに興味を持ったことも関わりたいと思ったこともない
常に一線を引いて接している
でも、彼に興味を持った
関わりたいもっと話してみたい
これは彼が呪霊を見えることに対しての気持ちなのか
それとも…
そういえば彼の名前を知らない
そんなことを考えいると教室に着いた
今はクラスで自己紹介をしている
私はこの学校の２年生と３年生の名前と顔を覚えている
だから、授業をサボるつもりでいた
『(あぁ、はやく放課後にならないかな)』
そう思いドアを開けた
ガラガラガラ
みんなが一斉にこっちを見る
『すいません。本当はサボろうと思ったんですけど、気が変わったので来ました』
先生「水無月か。ちょうど全員の自己紹介が終わったとこだ。
お前のことを知らないやつはいないと思うが、いちよーお前もしとけ」
『水無月Aです。好きなことは読書です。よろしくお願いします。(お辞儀)』
特に言うことないから適当にした
クラス全「「よろしくお願いしまーす！」」
みんな息ピッタリ
先生「はぁーお前ら相変わらずだな。水無月のめんどくさがりも」
みんなは顔を見合せ
クラス全「「ありがとうございまーす(ニッコリ)」」
『先生、照れるのでやめてください(真顔)』
先生「お前らはいい笑顔だ。水無月は真顔で言うなー」
そうこうしている間に
キーンコーンカーンコーン
『先生ありがとうございました。では、さようなら』
クラス全「「ありがとうございましたー」」
私は素早く教室を出た
Noside
女１「やっぱり、水無月さんって何考えてるかわかんないよねー。でも、そこがいいんだよね」
女２「みんな平等に接するしねー。」
男１「だよなー。贔屓とかしねーもんな」
男２「ルックスもだけど、性格もいいしな！頻繁に授業サボってるけど…」
男３「先生もそこに対して何も言わねーよな」
女３「あっ、多分それ水無月さんが頭よくて、運動も出来るからだよ」
女４「どーいうこと？」
女３「実は、先生が水無月さんのこと話してるの聞いちゃったの。
”１年のときからテストは毎回百点、運動も何でも完璧にできる。
おまけに性格もいい。だから、無理に授業に出ろって言えない”って」
男４「さすがだな。
やっぱり、水無月さんって＿」
クラス全「「憧れるだよなー」」
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違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
紅 - この作品が大好きです。応援しています (2021年8月5日 15時) (
レス) id: 15d4b06566 (このIDを非表示/違反報告)
リア - 題名見た瞬間、あっ神作っぽい。って思いました！実際読んだらマジで神作だし！更新頑張ってください！！！ (2020年12月12日 20時) (レス) id: bba845c06e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夜空 x他1人 | 作成日時：2020年11月22日 21時
