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2話 ページ3

伏黒side

今日は朝から学校の屋上で呪霊の気配がする
入学して早々サボるのはよくないがなにかあってからじゃ遅い
”体調が悪いから保健室に行く”と言い屋上へ向かった
屋上のドアの前まで来た


ガチャ、キィー

上にあるスペースのようなところから気配がする
ドアの横にあるはしご(タラップ)から上に登った
かなり広いスペースがあった
そこには、十数体の呪霊がいた
そして、その中心には

『どうしたの?今は授業中のはずだけど…
 君もサボり?』



本を読んでいる一人の女がいた
すごく綺麗な人だ
すり寄っている呪霊を優しく撫でている

伏黒「あんたも呪霊(それ)が見えるのか?」

そしたら、

『!君には(・・)見えるの?』

驚いて、少し嬉しそうな顔をした

伏黒「ああ」

『本当!なら琥珀(この子)たちはどんな姿?どんな顔をしているの?』

意味がわからなかった

伏黒「?あんたも見えるんだろ」

『え、ああ。私には見えないよ』

ますます意味がわからない

伏黒「は?なら、何で」

『見えないけど気配を感じる、声が聞こえるみたいな感じだよ』

伏黒「はぁ?意味わかんねぇ」

少し考えこんでから

『見える君になら教えてもいいよ。知りたい?』

なんとなく気になった
俺はその言葉にうなずいた

『なら…放課後もう一度ここにおいで』

そう言ってパタンと本を閉じて立ち上がった

伏黒「今じゃダメなのか」

『だって今…授業中でしょ?』

…忘れてた!

『あと”体調が悪いから保健室に行く”んでしょ。それに、入学早々サボっちゃダメだからね!
 まぁ、私が言える立場じゃないけど…』

伏黒「!何でし_」

『それじゃ、また放課後に』


トサッ

ガチャ、キィー、バタン

上からジャンプして降り少しあわただしく出ていった

伏黒「だから、何で知ってるんだよ…」

てか、2m以上あるところからジャンプして降りるかよ普通
なんか不思議な雰囲気の人だった
そう思ってはしご(タラップ)を降り屋上から出て行こうとすると

?「おい、小僧」

ふりかえると
後ろにいた虎のような呪術に声をかけられた

琥珀「Aのことを傷付けたらただではすまさんからな」

伏黒「はぁ?おいちょっとま_」

言いきる前にどっか走ってた

伏黒「(誰も俺の話し聞かねえし、言いたいことだけ言ってどっか行くなよ)」
はぁー
大きなため息をひとつついて保健室に向かった

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- この作品が大好きです。応援しています (2021年8月5日 15時) (レス) id: 15d4b06566 (このIDを非表示/違反報告)
リア - 題名見た瞬間、あっ神作っぽい。って思いました!実際読んだらマジで神作だし!更新頑張ってください!!! (2020年12月12日 20時) (レス) id: bba845c06e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:夜空 x他1人 | 作成日時:2020年11月22日 21時

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