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続けて心美ちゃんはチョコを渡せない
「私のチョコだから、殺してでも奪い取られるでしょ？それだけではなく、今度はその奪った奴から奪う者が現れ、それは繰り返されてそして……第三次世界大戦が勃発してしまう恐れが…！」
ナニイッテンノ。心美ちゃんってこんなに頭悪かったっけ？
いや、これはギャグ漫画だから有り得るかも……そんな事を思ってるいる時、心美ちゃんは「何て事なの…！私のチョコが核兵器よりも危険だったなんて！ごめんなさい斉木…！」と、窓からブォン、と投げ捨てた。
待って心美ちゃん……！早まるな…
「え、ちょっと心美ちゃ…」
私が気づいた時にはもう手遅れで、もう心美ちゃんのチョコはそこにはもう無かった。
チョコ、勿体無い……捨てるなら私が食べていたというのに。
「ほら……私気づいたのよ…斉木にチョコを…いえ、告白する時はAちゃんが鳥ナントカに告白してからかなって…」
ナニイッテンノ。そこで鳥束夢要素を漂わせるんじゃない。え、何？私が鳥束に告白すると思ってるのかな心美ちゃんは……絶対告らないって…いや…馬鹿なの……？そして名前を覚えてもらえてない鳥束。
そう心の中で発言する。これを直接言葉にして心美ちゃんに伝えると、まだチョコを持っていると思っている、外にいる連中らにボコボコにされそうだしね。
そして私は同時に、一章と比べて口の悪さが酷くなったと実感した。
私が言おうと思ったその時、昼放課終了のチャイムが学校中に響き渡った。心美ちゃんは「あっ、もう授業始まっちゃうね！Aちゃん行こ！」と手を引っ張られてトイレを出る。あ、ここトイレだった。
ちなみにトイレ前で待機している、心美ちゃんのチョコを狙う男子達はもういなかった。多分「照橋さんは放課後に屋上へ呼び出してチョコを渡すんじゃ…？！きっとそうだ！」と勝手に解釈して自分の教室へ戻ったかと思う。どうでもいいけれども。
私は心美ちゃんと共に教室へ戻り、五時限目の用意をする為に教室の後ろのロッカーに入っているカバンを取り出して、五時間の教科の教科書を取り出す。こんなゆっくりしているが、うちの高校は余裕を持って授業の10分前にチャイムを鳴らすから大丈夫だ。
……それにしても、「鳥束に告白」か…
私はカバンの中の奥にこっこりある、今日、朝に持ってきた甘い香りが漂うお菓子をぼんやり見つめていた。
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あず - 私も明日の休み時間に王様ゲームやってみます！ (2018年9月4日 2時) (
レス) id: e2608e6c46 (このIDを非表示/違反報告)
あず - 早く、続き描いて〜 (2018年8月27日 1時) (レス) id: e2608e6c46 (このIDを非表示/違反報告)
名無しの黒蝶。(プロフ) - クルミさん» 面白いと言ってくれてありがとうございます！！ギャグで書いたのでそう思ってくれると凄く嬉しいです…！またまたリクエストありがとうございます！完成まで待ってくださると嬉しいです…！完結までまだまだかかりそうですが、応援してくれると嬉しいです…！ (2018年6月17日 0時) (レス) id: e18f6e046a (このIDを非表示/違反報告)
名無しの黒蝶。(プロフ) - Tenmiさん» 2期放送時に誕生日なんて羨ましいです……リクエストありがとうございます！8章のキリの良いところで投稿できればなと思ってますが、長くなりそうです汗 でも必ず書くので待ってて下さい…！ (2018年6月17日 0時) (レス) id: e18f6e046a (このIDを非表示/違反報告)
名無しの黒蝶。(プロフ) - ロリコンじゃないシスコンだZ！さん» コメントありがとうございます！この作品が好きなんて言ってくれるんて嬉しいです…！おめありです！続編投稿しました！よければ見てくださると嬉しいです…！ (2018年6月17日 0時) (レス) id: e18f6e046a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：名無しの黒蝶。 | 作成日時：2018年4月17日 0時
