全校朝礼 ページ19
火神(...、そ、そういや、なんでだ...？他の「キセキの世代」は、皆もっと強豪校に行ったんだよな？なんで、コイツは行かなかったんだ？)
「...、！」(そうだ！)
火神「...、おい黒子。...、！？」
(クスッ。ゴメンね？もっと俺に興味持たせるためだから。)
火神が黒子になんでココよりもっと強い強豪校に行かなかったのか聞こうとして黒子に顔を向けようとしましたが、黒子はもう教室に戻ってました！
〜月曜日〜
ー屋上ー
相田「ふっふっふー！」
「！？」(え！？何！？)
相田「待っていたぞ。」
1年生「！？」
火神「...、アホなのか...？」
「？決闘、ですか？」こてん
相田「！！」カァ
「！」(クスッ。良い反応♪)
相田は黒子に惚れてからは、黒子の少しの仕草(黒子がわざとしてる「可愛さ」アピール)で顔を赤くします！(なるべく抑えています！)
火神「...つか、忘れてたけど月曜って...。」
「！」(...火神、マジで忘れてたのか...。)
火神「後5分で朝礼じゃねぇか！」
「！？」(えぇ...。大声出すなよ...。先生達にバレたらどーすんだよ...。)
今日は全校朝礼で、場所はグランドでするみたいなのですが、後5分で始まるのに、バスケ部(監督+1年生)は、屋上にいます！
ガサッ
↑火神が本入部届けをポケットから出した音です！
火神「ほらっ。とっとと受け取れよ。」
相田「...その前に1つ、言っておくことがあるわ。」
1年生「？」
相田「去年、アイツらに監督頼まれた時、約束したの。」
1年生「？」
相田「「全国目指してガチでバスケをやる事」。もしアンタ達にその覚悟がなければ、「同好会」もあるから、そちらへどうぞ？」
1年生「！」
火神「はあ？そんなんあるに決まって...。」
相田「アンタらが強いのは知ってるわ。」
火神の言葉を遮って相田が言いました！
相田「...けど、それより大切な事を確認したいの。どんだけ練習を真面目にやっても、「いつか」だの「出来れば」だのじゃ、いつまで経っても弱小だからね。」
1年生「！」
(へ〜。良い事言うね〜。)
相田「...「具体的」かつ「高い目標」と、それを必ず達成しようとする「意思」がほしいの。」
(うんうん。)
相田「...で、今！」バッ
相田がグランドの方に手を向けました！
1年生ー黒子「？」
「！？」(え...、まさか...。)
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作者名：さくら | 作者ホームページ：http://66e2e4d9d51
作成日時：2019年1月22日 12時
