午後、閻魔殿にて ページ3
Aside
さっきから兄様が現世の新聞と浄玻璃の鏡を交互に見ながら顰めっ面している。
何かあったんでしょうか？気になります。
『兄様〜、さっきから顰めっ面して。どうかしましたか？』
兄様は困ったようにこちらを見つめる。
鬼｢はぁ…実はですね、Aに頼み事があるんですが…現世で月が爆発したんですよ｣
月が爆発？満月見られないじゃないですか！
『えぇ！夜とかでも見られなくなるじゃないですか。』
兄様はさらに溜息をついた。
鬼｢それだけではありません。なにやら月を爆発させた超生物とやらが来年の3月に地球も爆破すると言っているんですよ。｣
『それじゃ皆死んじゃって仕事回らなくなりますね。ただでさえ忙しいのに。』
鬼｢そうですよ。で、その超生物は今、椚ヶ丘中学校という学校の3年E組の担任をしていて、生徒達にはそれを殺すというミッションが与えられています。｣
なるほど、、、私に行けってか。そりゃ無理ですよ兄様。馴染める自身ありませんよ。
『それだったら慧に行かせればいいじゃないですか。なんで私なんですか？』
鬼｢慧は確かにコミュ力もあり、直ぐに馴染めると思います。ですが対象物を観察したり行動パターンを分析するのはあなたの方が得意ですよね？しかもこれはAのためでもあるんです。コミュ力…ないでしょう？｣
うっ…痛いとこ突きますね。
『はぁ…嫌ですけど行きますよ！嫌ですけど！』
こうして私はしばしの間現世に住むことになりました。
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紅楓(プロフ) - 面白いです！作者様のペースでいいので、更新頑張ってくださいね！ (2020年5月31日 17時) (
レス) id: 082dab1426 (このIDを非表示/違反報告)
秋穂 - 続き、楽しみにしてます!頑張ってください！ (2019年3月2日 11時) (レス) id: 03b7d5bfd5 (このIDを非表示/違反報告)
姫林檎(プロフ) - スノードロップ64号さん» ありがとうございます♪コメントから来てくださったんですね！嬉しいです(´∀`)精進致しますのでどうぞよろしくお願いします(m_ _)m コメントありがとうございました！！ (2018年11月26日 20時) (レス) id: 704b7f6107 (このIDを非表示/違反報告)
スノードロップ64号 - 姫林檎さん» 作品、見て頂けて嬉しいです。こちらの作品も面白いですね！ (2018年11月26日 20時) (レス) id: 31c11bca6e (このIDを非表示/違反報告)
姫林檎(プロフ) - 万莉さん» 面白いと言って頂けて書き始めてよかったなぁと思います(´∀`)確かにガラケーでもラインできますが、やはりタブレットの方がやりやすいかなぁと思い(勝手に)2台持ち設定にしました笑 優しい言葉もありがとございます(´；ω；｀)これからも頑張っていきたいと思います！ (2018年11月6日 9時) (レス) id: 4b6290668c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：姫林檎 | 作成日時：2018年9月24日 4時
