118 ページ19
.
彼は俯く、その度にどんどん湿気が増え
心がじめじめする気持ちになりそうだった
「あのように、冷たく当たっていって後悔してるの?」
"そう ですね 後悔 はありますが"
一番はあんな事をしてしまっても
あの子達は....無事なのか...と
とても無責任な言葉だ
あんな辛い事をしといて、あらゆる事をしてきたのに....
「...それは自分の目で、確かめてみたら?」
貴方は今まで何をどうして彼らを傷つけて来たのか
そんな彼らが今までどのように生活していたか...その目で確かめて欲しい
自分がどれだけ無責任なのかを
彼は何処か、安心するように私に向かって今は貴方が審神者なのですねと言う
「...審神者と言っても私はカウンセラーみたいな道具だよ」
そう言うと彼は少し悲しそうにそうですかと言う
そして私はそれを気にも止めず質問を繰り返す
「貴方は...ちゃんと、彼らを愛していたの?」
”はい、そうしたい...つもりでしたね...嫉妬は恐ろしいです”
......この人は...厄介だ
全て、諦めては認めて話にならない。
何故こんなのに私が呼ばれたのだろうか...謎だなぁ
「諦めるのが趣味なの?」
”そんな事、ありません...ただ、諦めないと人生はやって行けないです”
「私は諦めないよ」
そう言うと今まで俯いていた彼が私をじっとみつめる
それも顔が変わり泣いている顔に
段々、布の下辺りから赤いシミが見えて来た
377人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「刀剣乱舞」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
人狼/jin(プロフ) - 零熟さん» う、うん・・・・ (2018年7月3日 21時) (レス) id: 8e6b2e595d (このIDを非表示/違反報告)
零熟 - 赤丸さん» あっ……あっ…うん…そだね(ガクブル) (2018年6月24日 18時) (レス) id: 9712794c7e (このIDを非表示/違反報告)
赤丸(プロフ) - 零熟さん» い、いや。数ヶ月ぶり過ぎて.... (2018年6月24日 10時) (レス) id: 5d5af13652 (このIDを非表示/違反報告)
零熟 - 赤丸さん» なんでびっくりしてるのww (2018年6月23日 23時) (レス) id: 9712794c7e (このIDを非表示/違反報告)
赤丸(プロフ) - 零熟さん» ?! (2018年6月23日 22時) (レス) id: 5d5af13652 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:赤丸 | 作成日時:2018年3月8日 0時