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よしよしと撫でていると、途端に声がした
小さく微かに震えている声。
堀川「ありが...とう..っ.....!」
!!
私は驚いて撫でている手を止める
体を引いて堀川の様子を見る。
堀川は必死に涙を流さないように手で拭っているが
拭えきれず、ボタボタと零れてゆく
堀川「....だ、騙してごめんなさいっ...」
和泉守「俺も......知っていたんだ、最初から。お前は良い奴だって」
アンタのその考えで少し、俺達も変わった
と言う、和泉守。
そんな...あれは、ただの推測に過ぎないのに...
「そんな事...ないよ!わ、私。綺麗事ばっかり言ってて...私のほうこそごめんなさい」
堀川「そ、そんな!頭を下げないでくださいよ!」
と土下座する私に堀川が慌てる
それに、命の恩人だしとニコッと笑いながら言う。
そんな事......ないのに...
和泉守「......なぁ、こんな事、今になって言うのも可笑しいが...
俺はアンタの刀で居たい。まだ信用は出来ねぇが。アンタがこの先、俺達刀をどう使っていくのが見たい。」
ダメか?と私の手を掴んで言う
刀の使い方なんて...知らないけど...
それってつまり...
思い悩んでいると、堀川も僕もと言わんばかりに片方の手をぎゅっと握った
堀川「僕も...まだ半分しか信じていない、けど君から熱い意思を感じたのは確かだよ。
信じるって事を君に...いや、主に賭けていいかな?」
そう二人は真面目な視線でそう言う
私の何処から熱い思いが来たのだろう、私のどこから信頼をしたのだろう
不安だらけだ、私だって人間だから......___
でも、それじゃきりがないや...____
「__......うん......よろしくね...!」
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人狼/jin(プロフ) - 零熟さん» う、うん・・・・ (2018年7月3日 21時) (レス) id: 8e6b2e595d (このIDを非表示/違反報告)
零熟 - 赤丸さん» あっ……あっ…うん…そだね(ガクブル) (2018年6月24日 18時) (レス) id: 9712794c7e (このIDを非表示/違反報告)
赤丸(プロフ) - 零熟さん» い、いや。数ヶ月ぶり過ぎて.... (2018年6月24日 10時) (レス) id: 5d5af13652 (このIDを非表示/違反報告)
零熟 - 赤丸さん» なんでびっくりしてるのww (2018年6月23日 23時) (レス) id: 9712794c7e (このIDを非表示/違反報告)
赤丸(プロフ) - 零熟さん» ?! (2018年6月23日 22時) (レス) id: 5d5af13652 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:赤丸 | 作成日時:2018年3月8日 0時